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男と女の事件簿

刺された最上あいさんが悪いのか、刺した高野健一容疑者が悪いのか|「女性ライバー刺殺事件」の教訓を考える

最上あいさんと高野健一容疑者、悪いのはどっち?
admin

♦「弱者男性」から250万円以上を搾取したライバー刺殺事件!若い女性が学ぶべき4つのこと

※[PR]当メディア記事にはPRが含まれる場合があります。

3月11日(火)、東京都・高田馬場駅付近の路上で、人気ライバーの「最上あい」さん(22歳)が、生配信中に刺殺される痛ましい事件が起こった。

現行犯逮捕されたのは、栃木県小山市在住の高野健一容疑者(42歳)。「いじめられっこではないが目立たない草食動物」(※1)と同級生に表現されるような、おとなしい男だったようだ。小山市内の築29年6畳一間で家賃3万円のアパートで一人暮らし。職業不詳と報じられている。

一方、山形市出身の最上さんは、地元や都内でキャバクラ勤めをしながらライブ配信プラットフォーム「ふわっち」でライバー活動をしていた。キャバクラの同僚は「基本は明るくていい子」(※1)と評している。また、複雑な家庭環境で育ち、自身も22歳の若さでシングルマザーだという。お子さんは現在4歳になる。

なぜ、こうなったのか。

高野健一容疑者と最上あいさん

おとなセレクト編集部では今回、事件の概要を分かりやすく解説したうえで、編集部メンバーの本音トークで「どちらが悪かったのか」「事件から何を学ぶべきか」を考えたい。

最上あいさん刺殺事件のあらまし

◎最上あいさんと高野容疑者との出会いと借金

高野容疑者が「最上あい」さんを知ったのは、2021年12月のこと。

当時19歳の最上さんを見てファンになり、高野容疑者が直接連絡して個人的なやりとりが始まったそうだ。

ライブ中の最上あいさん
ライブ中の最上あいさん

それから、最上さんが当時働いていた山形市内の飲食店に新幹線で通うようになり、お金の貸し借りをする関係になった。借金が積もり積もって250万円になったところで、金銭トラブルに。最上さんはライブ配信を中止せざるを得なくなる

高野容疑者は、最上さんにお金を貸すために消費者金融で借金をしていたようだ。最上さんに出会った頃、高野容疑者には400万円を超える貯金があったが、1年後にはゼロになっていたとの情報もある(※2)。山形市に通う新幹線代、飲食代、ライブ配信の投げ銭などもかさんでいたようだ。

◎高野容疑者が起こした裁判と事件まで

その後、2023年8月に高野容疑者は、250万円の返金を求める裁判を起こし、最上さんに支払いを命じる判決が下る

しかし、最上さんは返済しないまま、2024年2月に配信活動を再開し、一躍「人気ライバー」に。高野容疑者のアカウントはブロックされていた。

怒りを募らせていた高野容疑者は、最上さんが前日告知していた「山手線徒歩1周ライブ配信」を知り、ライブ配信中の最上さんの居場所を突き止め、サバイバルナイフで高野さんを刺殺する。3月11日の、朝9時50分のことだ。

職業不詳の高野容疑者は、経済的に困窮し、追い詰められていたという。

◎高野容疑者の動機と供述

高野容疑者は、最上さん(本名:佐藤愛里さん)に好意を抱き、関係を発展させるためにお金を貸し続けたと述べている。

私は、佐藤さんとの関係を進展させたいという思いを抱いて、困っている佐藤さんを助けたいという思いから、要求されるまま現金を貸しました。しかし佐藤さんは、3万円を1回返済しただけで、その後はまったく返済しません。それどころか、佐藤さんは行方知れずになるなどしてしまい、佐藤さんにはだまされたような気分です。」(2023年の裁判記録)

そして、事件後には次のように供述している。

200万円を超える金を貸しているが、返してもらえない状態が続いた」(※3

事件を起こせば世の中に知ってもらえると」(※4

事件のあらましは、こうである。

逮捕・移送される高野容疑者
逮捕・移送される高野容疑者

最上あいさんの人柄と評判

少し最上さんの人柄に関する情報を補足しよう。最上さんは虚言癖や借金癖、夜遊び癖があったようだが、周囲の人からは愛されていたようだ。

▼知人女性の話
「子どもと離れてしまった寂しさもあったんじゃないですかね。事件についてはもちろん知っていますが、愛里に関しては色々な情報が出すぎててそれを見るたびに複雑な気持ちになります。」(※1

▼高校時代の同級生の話
「愛里は、昔から知っている仲のいい人達からすると普通に明るいいい子なんです。友達思いでもありましたし……。ただ一方で、あまりよくない噂話を聞くことも事実です。お金の話もそうだし、キャバクラ時代も仕事終わったあとに毎日飲み歩いているって話もありましたし……。」(※1

最上あいさん(本人SNS)

<引用>
※1:集英社オンライン記事(3月15日配信)
※2:NEWSポストセブン(3月15日配信)
※3:TBS NEWS DIG(3月14日配信)
※4:TBS NEWS DIG (3月14日配信)

<参考>
FNNプライムオンライン「Mr.サンデー」
現代ビジネス | 講談社

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事件に対する世間の反応

とても難しい事件である。果たして、刺した高野容疑者が悪いのか、お金を返さなかった最上さんが悪いのか──。最近は「婚約者」なる人物も絡んでいることが明らかになっていて、最上さんに分が悪い状況となっている。

高野容疑者だけが悪いとは言えないとにおわす著名人も多く、X(Twitter)でも最上さんに非があるとする声が大きいようだ。

配信者の話ですよね? 加害者から金を借りていたという話と 大金を貢いでもらっていたという話があり どちらが本当か分からないですが、 刺した時点で加害者が100%悪いです
https://x.com/aochanp/status/1899684769425973405
金を返さない女→ヤバいやつ、バカ
友人でもない女に消費者金融から金借りてまで200マン貸すやつ→ヤバいやつ、バカ
刺すやつ→基地外、人外
それを擁護するやつ→以下同文
https://x.com/aochanp/status/1900419871919292817
最上あい殺害の高野容疑者
『スパチャで250万突っ込むなんて自業自得じゃん!』って声多いが
実際は最上が配信者になる前、18歳でシングルマザー(父親不明)だった頃に高野容疑者が貸したお金
高野容疑者も生活苦しいのに、善意の融資を返さないどころか不誠実極まりない態度が原因なんだよな🥺
https://x.com/SIaxAJXBRivekPD/status/1900850547298890232
最上あいの婚約者が流した音声を聞いた結果
高野健一という人間がいかにまともで
最上あいと婚約者が高圧的な態度から250万円踏み倒す気満々なのだけは伝わったけど
婚約者はどういうつもりでこの音声流したの?
今まで最悪だった最上あいの心象が、より明確に最悪になっただけで擁護する気失せたけど
https://x.com/EXichiro/status/1901255324159586572
最新の配信で梯子外されてて笑う 最上あいがやってたのは裁判負けたけど婚約者と二人で高野容疑者に弁護士通さず恫喝仕掛けて謎の誓約書を結ばせて違反した場合に300万要求して借金相殺させようとしてただとか、借金返せないふりして豪遊してたってのバレちゃったけどどんな気持ちで擁護してんだこれ
https://x.com/Duelist_coco/status/1901259629021319338

弱者男性、加速する「若い女性」の商品化、ファンエコノミーと搾取の構造、プラットフォームの責任回避、「金儲けが正義」の現代社会、毒親と養育環境、シングルマザーなど、いかにも令和的な要素が絡み合う本事件

事件が起こったのは高田馬場だが、どこか「歌舞伎町的」な匂いを強く感じる。

この事件をどのようにとらえるべきか。おとなセレクト編集部で緊急討議を行った。場所は新宿の某オフィスである。40代の男女3人、アラサー女子1人、大学生女子1人の編集部員全員が参加した。

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編集部でホンネ討論「最上あい」さん事件はどちらが悪い?何を学ぶ?

センシティブな事件のため、完全な匿名にすることをお許しいただきたい。討論の参加者はおとなセレクト編集部の全員である。

<参加者>
A男:40代後半 男性
B男:40代半ば 男性
C子:40代半ば 女性
D子:アラサー 女性
E子:20代前半 女性
編集部員A
編集部員A

僕は、事情はあるにせよ、高野容疑者が完全に悪いと思いますね。250万円貸すほうが悪い、月10万円も課金するほうが悪い。

だって、42歳でしょ。「22歳の人気ライバーが自分に好意を寄せる訳がない」「お金目的に決まっている」「借金までしてそんなお金を使わない」。そのくらいの分別がつかないなんて、とんでもない。そのうえ、殺人事件なんてもっととんでもない。救いようがない

編集部員B
編集部員B

そんな単純じゃないよ。「弱そうな中年おじさんには何をしてもいい」って社会的風潮が絡んだ複雑な事件だと思う。40歳パーカーおじさん発言で炎上した妹尾ユウカのような考え方によって蔑視や切り捨ての対象になっている。

今の40代ってちょうど就職氷河期世代で就職に苦労した人が多く、派遣社員ブームもあって当時は派遣でもかなり稼げていたので、ずるずる来てしまって今苦しんでいる人もいる。

弱者男性」「氷河期世代」というワードが注目されている。その社会的文脈を考える必要があって、だからこそ注目されている事件だと思う

編集部員A
編集部員A

そんなことは分かっているけど、「弱者男性」なんかの切り口で社会的支援やジェンダーレスを求める男らは反吐がでますね。

弱かったら強くなれ!何でも社会のせいにするな!と思う。世界的にみてこんなに安定した恵まれた社会のなかで、五体満足の人が弱者主張をするのは違うと思う

編集部員C
編集部員C

まあまあ(苦笑)。

私は事件を知り「過ぎたるは及ばざるがごとし」「自分の身を自分で守る自己責任」という言葉が浮かびました。世の中なんでもそうですが、行き過ぎてパワーバランスが崩れるとおかしなことになっちゃうよ、今回まさにそうなったよねと思います。

ユーチューバーのたぬかなさんが自身のチャンネルで「持ってないやつからとったら命のやりとりしか残らんのよ」「弱者に250万円は命の重み」と言っていて、なるほどなーと思いました。最上さんはお金を絞り取るのが行き過ぎたし、フリーランスで自由に働くなら、そのぶん会社が守ってくれないのだから「自分でしっかり自分の身を守らないといけないじゃん」という気持ちです。便利さや自由さは必ず責任が伴いますからね。

彼女はその両方を踏み外しちゃったからこうなったよね、と思っています。殺されちゃったのはかわいそうですが…

編集部員B
編集部員B

再開したライブ配信はさらに人気が出て、投げ銭だけで月100万円の収入があったといいますからね。

ゴージャスなタワーマンションに住んで、夜の街で豪遊している姿もSNSでアップしている。それを高野容疑者が見てどう思うかには考えが及ばなかったのか…。

明らかにやり過ぎでしたよね

編集部員A
編集部員A

夜職をいろいろ経験しているからと言って、所詮20歳そこそこの女子ですよ。大学生みたいなもんです。確かにライバーで人気者になっていますが、果たして『強者』ですかね。

20歳超えている云々とか言う人もいるでしょうが、まだガキですよ。ガキに250万円を吸い取られて、そのほか課金でお金を使い果たして困窮し、しまいには殺人事件。詐欺事件のすべてで被害者が悪いとは思いませんが、今回の件はあまりにもお粗末すぎる。騙された方が悪い、金を出した方が悪いと思いますね。

たぬかなさんの言う「弱者の論理」というやつは、政府や大企業、反社組織のような巨大な権力に対しては通じますよ。テロルは唯一の抵抗の手段と、昔から理論化されていましたけど、今回の相手は、20歳そこそこの女性ライバーでっせ(笑)

編集部員B
編集部員B

そんな話してもどうにもならないじゃん。

現代の社会においてはSNSを見ればわかるように「人気者」「フォロワー数が多い人」が“正義”となっている。その意味では彼女は“強者”で、高野容疑者は圧倒的な弱者でしょ。しかも一回、司法に訴えるという正当な手段を取ったけど解決しなかった。

高野容疑者のような「非正規雇用で独身」っていう人、かなりいますよね。当然こういう人たちは恋愛する余裕もなく、趣味もないので、今回みたいなライブチャットにハマったりしやすい傾向があると思います。頂き女子りりちゃんのターゲットもまさにこういう人でしたよね。

今回の事件から教訓を得るとすれば「若い女性はこういうおじさんに関わるとかなりマズい」ということ。女性は特に認識したほうがいいですね…

編集部員C
編集部員C

そうですね。だから今回の事件はどうしても女の子への視点が厳しくなっちゃいますよね。世のパパ活女子(pj)さんには、反面教師にして欲しいなーと思います

編集部員A
編集部員A

今の社会はモラルの底が抜けたと、誰かが言っていました。本当にそう思います。「金を稼ぐのが正義」の風潮ですよね。手段は問わない。うかうかすると搾取される社会で、あらゆる現場で「チャンスがあれば搾取しよう」という輩がうごめいている。このなかで、20歳そこそこの最上さんが「搾取しまくって豪遊した」というのは若気の至りとして理解できます。

自分が22歳の頃を思い出してみてください。ちょっと動画を配信するだけで人気者になり多額の収入が入る。調子に乗りませんでしたか?自制できましたか?

銀座の高級クラブなどではママや先輩が新人キャストにいろいろ教えてくれますが、ライバーにせよパパ活にせよ、ガールズバーもチャットレディ―も、今はそういう教育の機会がないですよね。今回の動画配信サービス会社のようなプラットフォーマーは「場所を提供しているだけ」「当人同士の自己責任」という言葉を繰り返すだけ。

先ほど「自分の身は自分で守る」という言葉がありましたけれど、高野容疑者こそ、人生を棒に振る前に自分を守るべきだったと思います

編集部員C
編集部員C

うーん、理屈は分かりますが、全然納得できないですね(苦笑)。おじさん、おばさんばかりしゃべって悪かったけど、D子ちゃん、同じ20代の夜職経験者としてどう思った?

編集部員Ⅾ
編集部員Ⅾ

昨年、新宿のタワマンでキャバ嬢が刺殺された事件もありましたよね。これと同じような事例かなと思います。

夜職もパパ活も経験している私が思うのは『ないところから搾取するのはハイリスクすぎる』というところですね…。やっぱり搾り取ればその分、向こうの感情も執着も強くなるので。

だからこそ、お客さんもパパもそうだけど、『潤沢な資金がある人を狙うのがやっぱり安心』と思います。ある程度の社会的地位があってお金に余裕があると、たかが一人の女の子のために自分の人生を棒に振るようなことはしないので、結局めちゃめちゃ安全なんですよね…! という風に改めて思いました

編集部員B
編集部員B

なるほど。経験者が言うと重みがある(笑)

編集部員C
編集部員C

しかも、令和な現代風の発想!(笑)

編集部員A
編集部員A

我々開きはあれど、40代ですからね苦笑。最上さんとほぼ同い年のE子ちゃんは?

編集部員E
編集部員E

うーん…、怖いなーって

編集部員C
編集部員C

そうだね!(笑) 怖いよね! 

じゃあ、この辺でお開きにしますか。同じ事件でも人によって見方が全然違って、おもしろかったと思います。

パパ活女子(PJ)さんもパパさんも、今回の事件を教訓にしてくださいね

最上あいさん刺殺事件のまとめ


事件を受けて緊急に記事をまとめましたが、いかがだったでしょうか? 編集部の議論のなかに、あなたが納得する言葉はありましたか?

今回の事件から若い女性が得る教訓は、この4つでしょう。

  1. 行き過ぎに注意する
  2. お金が無いところより有るところを狙うのが安全
  3. 弱者男性にかかわるときは要注意
  4. フリーで稼ぐなら自分の身は自分で守るべき

若い女性は、副業やフリーでいくらでも稼げる時代です。だからこそ、今回の事件を教訓にして、安全に稼いでくださいね。

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