【悪評あり】既婚者向けマッチングアプリの実態+おすすめランキング2024|口コミ・体験談あり
◆日本イチ詳しい既婚者マッチングアプリ・サイトの解説&ランキング!
※[PR]当メディア記事にはPRが含まれる場合があります。独自調査を含むため無断転載は厳禁です。
既婚者向けマッチングアプリが大流行。しかし「悪い評判」や「失敗談」も含めた本当の話、リアルな実態まで踏み込んだ記事は少ないです。
実情をよく知らずに書いていると思われる記事もあり、明らかな誤りも見られます。
婚外活動はリスクを伴います。まだ情報が少なく、実態を知らない人が多い既婚者向けマッチングアプリだからこそ、きちんとリサーチして失敗しないアプリ選びをしましょう。
なお、既婚者向けマッチングアプリには2種類あります。
既婚者限定(専用)のアプリと、既婚者も使えるアプリです。
既婚者向けマッチングアプリに関心のある皆さんは、マッチングアプリ(マチアプ)初心者の方も多いでしょうから、基礎から丁寧に解説しますね。
この記事を書いた「おとなセレクト」編集長のさいおんじです。マッチングアプリに詳しく、特に既婚者限定(専用)マッチングアプリは誕生からウォッチしてきました。
既婚者アプリのユーザーでもありますし、運営側で仕事をした経験もあります。
皆さまが失敗しないように本当のところを紹介しますね!
既婚者向けマッチングアプリの種類
既婚者向けアプリには、次の2種類があります。
既婚者マッチングアプリ (既婚者アプリ) =既婚者限定(専用) | 既婚男女の出会い場 利用者は既婚者しかいない 30~50代が中心 目的は婚外恋愛、セカンドパートナー、友達作りなど Webブラウザを利用するサービスがほとんど プロフ写真のフィルターや非公開設定など身バレ防止のための安全対策あり 二段階認証などの高度なセキュリティあり |
既婚者OKアプリ =既婚者も利用可能 | 既婚者も独身も利用する男女の出会いの場 遊び目的が多い 10~50代まで様々 身バレ防止対策・セキュリティ対策はまちまち 「出会い系サイト」「出会い系アプリ」と呼ばれるサービスが中心 Tinder(ティンダー)も含む |
既婚者限定(専用)の「既婚者マッチングアプリ(既婚者アプリ)」は2023年から本格的に流行し、婚外恋愛やセカンドパートナーブームの火付け役になっています。最近では「オープンマリッジ」なんていう言葉もありますね。
まだ呼び方が定まってなく、「既婚者限定マッチングアプリ」「既婚者専用マッチングアプリ」など、様々な言葉が使われます。インストールアプリではなくWebブラウザを利用するサービスなので「既婚者マッチングサイト」とも呼ばれますが、どれも同じものです。
既婚者も使える「既婚者OKアプリ」は「出会い系サイト(出会い系アプリ)」と呼ばれ、古くから存在するものです。
婚外恋愛をしたい女性が間違って既婚者OKアプリに登録したら、ヤリモクばかり集まり大変です。身バレの危険も高まります。
「両者は全く違うもの」と認識しましょう。
・既婚者同士で恋愛したい、セカンドパートナーが欲しい⇒既婚者マッチングアプリ
・若い男子・女子(独身含む)とエッチがしたい⇒既婚者OKアプリ
こんな感じの認識で良いかもしれません。
ここからは最近流行りの既婚者限定(専用)の「既婚者マッチングアプリ」を中心に解説していきますね。
既婚者向けマッチングアプリのガイドマップ
左上の「ハッピーメール」「PCMAX」「ワクワクメール」は既婚者OKアプリです。
それ以外のアプリが既婚者限定の「既婚者マッチングアプリ」になります。それぞれ会員数や出会いのタイプが異なるのが分かるでしょう。
アプリ | 解説 |
---|---|
Healmate(ヒールメイト) ⇒公式サイト:https://healmate.jp/ | ・既婚者限定 ・会員の質、安全性が高い ・機能が豊富で掲示板やグルチャ、合コンあり |
既婚者クラブ ⇒公式サイト:https://kikonclub.com/ | ・既婚者限定 ・会員数が最多でブランド力あり ・会員の幅が広い(多様な人がいる) |
Cuddle(カドル) ⇒公式サイト:https://www.cuddle-jp.com/ | ・既婚者限定 ・おしゃれで若い人に人気 ・Tinderと同じプロフカードシステム(検索✕) |
Afternoon.(アフタヌーン) ⇒公式サイト:https://www.after-noon.jp/ | ・既婚者限定 ・会員の質が高い ・少し低調傾向 |
Sepa(セパ) ⇒公式サイト:https://www.sepa-fr.com/ | ・既婚者限定 ・日本で最初の既婚者専用マッチングサービス ・かなり凋落傾向 |
MarriedGo(マリーゴー) ⇒公式サイト:https://marriedgo.com/ | ・既婚者限定 ・2023年に誕生したばかり ・まだ会員はかなり少ない |
OVENS(オーブンズ) ⇒公式サイト:https://www.ovens.jp/ | ・既婚者限定 ・2対2以上の合コンをセッティングするアプリ ・2023年に誕生したばかりで会員数少ない |
既婚者マッチングStyle ⇒公式サイト:https://matching-style.jp/ | ・既婚者限定 ・誕生は古いが会員数が少ない ・シンプルで特徴はない |
PCMAX(ピシマ) ⇒公式サイト:https://pcmax.jp/pcm/?ad_id=pcgogl | ・既婚者も使える出会い系サイト ・ヤリモク男性に大人気 ・かなりアダルトより |
ワクワクメール(ワクメ) ⇒公式サイト:https://550909.com/ | ・既婚者も使える出会い系サイト ・ハッピーメールとPCMAXの中間立ち位置 ・会員数が伸びている |
ハッピーメール(ハピメ) ⇒公式サイト:https://happymail.co.jp/ | ・既婚者も使える出会い系サイト ・出会い系サイトのなかでは恋活も可能 ・会員数最多 |
会員数は、既婚者クラブ、カドル(Cuddle)、ヒールメイト(Healmate)の順で多いです。この3つは「既婚者アプリ3強」「三大既婚者アプリ」などと呼ばれています。
なお、世界最大級のマッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」も既婚者が利用できますが、若者中心で、ビジネス目的のマッチングもあるなど特殊なため、省きました。
既婚者マッチングアプリの実態
ここでは既婚者限定(専用)の「既婚者マッチングアプリ(既婚者アプリ)の実態について解説していきます! 一部では「不倫アプリ」などとも呼ばれますが、どんなアプリなのでしょうか?
既婚者マッチングアプリが日本で最初に誕生したときからのユーザーですし、運営側で仕事もしていたこともあるので、忖度なしの内部情報を提供しますよ!
利用者はどのくらいいるの?
2023年になって、ユーザー数が急増しました。2024年2月現在20万人くらいが利用していると推計しています。これからますます増えるでしょう。
各アプリが発表している会員数は「累計」で、退会した人も含まれます。
既婚者クラブ:累計会員数 30万人
カドル(Cuddle):累計会員数 15万人
ヒールメイト(Healmate):累計会員数:10万人
(上記は2024年2月時点です)
これら既婚者アプリ3強は2023年の1年間だけで会員数を倍近く増やしています。
男女比は、男性5〜6割:女性4〜5割くらいです。女性が意外に多いのが特徴。
既婚者マッチングアプリを利用する年齢層・職業は?
男性は30~50代で、年収が高めな人が多いです(月額料金が比較的高いため)。
女性は30~50代で、主婦、ワーキングママなどが中心になります。
2023年の後半からは20代も目立つようになりました。
各社、会員データを公表しているので紹介します。3強のなかでカドル(Cuddle)は非公開のため、代わりに会員数4位のアフタヌーン(Afternoon.)のデータを紹介しましょう。
❶既婚者クラブ
私の実感よりも30代が多過ぎる気はしますが…。
既婚者クラブは日本最大の既婚者アプリなので、非常に幅広い人がいます。
❷ヒールメイト(Healmate)
実感では20代がもう少しいるような気がしますが…。
ヒールメイトはユーザー対応などが丁寧で、グラフ作りにもあらわれてますね。
➌アフタヌーン(Afternoon.)
会員の職業や目的が分かるので掲載しました。アフタヌーンも少し年齢層は高いですが、良心的なアプリです。
どんな人がアプリを利用しているの?利用目的は?
驚くほど普通の人が多いです。いわゆる普通のママ・パパですね。
女性は主婦もワーキングママも両方います。子どもありの人が多く8割以上、子ども無の人は2割程度です。
次の項目で紹介しますが、既婚者マッチングアプリの男性利用料は他のアプリに比べて高めに設定されています。そのため、男性は比較的高収入の人が多いです。
逆に考えれば、男性利用料が高額なので、ある程度選別されていて、紳士的で常識的な人が多いです。
男性利用料の安いアプリはカオスになりがちですが、そんな雰囲気はありません。
特筆すべきは、マッチングアプリ初心者が多いということです。特に女性は3割くらいがそうかもしれません。
初心者の女性はアプリ慣れしている男性に注意して欲しいと思うほどです。アプリ慣れどころか、恋愛経験が少ない女性も多い印象を受けます。男性もピュアな人が結構いますね。
既婚者マッチングアプリの料金は?無料もある?
既婚者マッチングアプリは、女性は無料で利用できます。
男性は、登録までは無料です。検索画面などから女性の写真・プロフィールを閲覧し、「いいね」を押すまでは無料でできます。メッセージは有料でないと送れません。つまり、有料にしないと女性とやりとりできません。
なお、ヒールメイト(Healmate)は掲示板の利用も無料でできます。
既婚者マッチングアプリ3強の男性の基本料金を比較してみましょう。
アプリ | 基本料金(税込) |
---|---|
既婚者クラブ | 1ヶ月 ¥6,578(ベーシック) ※税抜 5,980円で宣伝しています |
ヒールメイト(Healmate) | 1ヶ月 ¥9,800(スタンダードプラン) |
カドル(Cuddle) | 1ヶ月 ¥9,980(GOLDプラン) |
各アプリとも、数か月分をまとめて購入すると、割引が適用されます。
比較すると、既婚者クラブが一番安いですが、機能や数か月分まとめて購入した場合の費用を考えると、それほど大きな差はありません。
後ほど詳しく紹介します。
なお、婚外活動にはリスクがありセキュリティーが重要です。完全無料の既婚者マッチングサービスの利用はおすすめできません。
また、既婚者限定ではない既婚者OKアプリは登録まで無料でもプロフ閲覧やメッセージ送信に有料ポイントが必要なため、結果として高くつくことも多いです。
既婚者はなぜアプリを利用するの?目的は?
既婚者がアプリを利用する心理
結婚しているのになぜマッチングアプリを利用するのか、疑問に思う方も多いでしょう。
よくある理由は次の通りです。
①癒しが欲しい
②配偶者に恋愛感情がなくなった
③男性・女性として見られたい
④もう一度、恋をしたい
⑤セックスレス
⑥さびしい
⑦時間を持て余している
⑧夫のモラハラ
これについては、ヒールメイト(Healmate)がおもしろい調査結果を公表しているので、紹介しましょう。婚外恋愛の経験がある男女350人へのアンケート(2023年)です。
(出典)婚外恋愛に関する実態調査 第4報(レゾンデートル株式会社、2023年)
既婚者マッチングアプリを利用する目的
既婚者がアプリを利用する理由は上記の通りですが、既婚者限定(専用)の既婚者マッチングアプリを利用する目的はなんでしょうか。
特に男性の場合、既婚者OKアプリでナンパする既婚男性は昔から多いですが、わざわざ「既婚者限定」を利用するには目的があります。
既婚者が既婚者マッチングアプリを利用する主な目的は次の通りです。
①既婚者同士だから安心
・身バレのリスクが少ない
・同じ立場なので安心
・既婚者であることを隠さなくて済む
②婚外恋愛がしたい
③セカンドパートナーが欲しい
④知らない既婚者と話したい
・〇〇の妻・夫という立場から離れたい
・結婚生活のモヤモヤを誰かに話したい、共感して欲しい
・他の人の夫婦関係を知りたい
⑤異性の既婚友達が欲しい
もちろん、男性の場合は先ほどのヒールメイト調査の円グラフで紹介した通り「体の関係」が大きな目的になります。既婚者OKアプリの男性は大半がヤリモクですが、既婚者マッチングアプリにもヤリモクの男性はいます。
※ヤリモク=恋愛する気はなくセックスだけが目的(1回限り含む)
婚外恋愛とセカンドパートナーについては、次の項目で解説します。
婚外恋愛・セカンドパートナーって何?不倫・浮気との違いは?
既婚者マッチングアプリの利用目的に「婚外恋愛」「セカンドパートナー探し」があります。それぞれの意味を解説しましょう。
婚外恋愛とは?
婚外恋愛は、既婚者同士の恋愛関係をいいます。お互いに離婚をする意思はなく、相手の家庭を壊さない前提で関係を進めていくものです。セカンドパートナーも含まれます。
セカンドパートナーとは?
セカンドパートナーは、体の関係を結ばないプラトニックな婚外恋愛です。お互いに恋愛感情をもちつつも、第一のパートナーである相手の配偶者を尊重してプラトニックを保ちます。そのため、第二のパートナーと呼びます。精神的なつながりを大切にする関係です。
「全部、不倫だろ!」というツッコミはさておき、既婚者同士のルールに則った恋愛関係といえるでしょう。再婚目的、独身との恋愛は、婚外恋愛とは呼びません。
ちなみに「不倫」は特別なルールのない関係で、相手が独身の場合も含みます。
不倫とは?
不倫は、既婚者が配偶者以外と肉体関係を持つこと。既婚者同士だけでなく、既婚者と独身の関係も含む。純粋な恋愛関係とは限らず、体の関係が目的の場合もある。家庭を壊さない前提はない。
なお、浮気は軽い気持ちで行う配偶者以外との肉体関係を指します。
既婚者の浮気率・婚外恋愛率
続いて、日本の既婚者はどのくらい浮気や不倫、婚外恋愛をしているのでしょうか。
有名な性に関する調査[ジェックス]ジャパン・セックスサーベイ2020の結果によると、次の通りです。この調査はヘルスケアメーカーのジェックスと日本家族計画協会が合同で定期的に行っています。
(出典)[ジェックス]ジャパン・セックスサーベイ2020(ジェックス社、日本家族計画協会、2020)
男性の約7割、女性の約4割が「パートナー以外とセックスしている」「したことがある」と答えています。年々増加傾向です。
ただし、この調査は既婚・独身の両方を含みますし、浮気・不倫・性風俗の利用も含むものです。
最新版の[ジェックス]ジャパン・セックスサーベイ2024が近々公表されるそうです。20代男性の半分が童貞という結果が話題になっています。詳細が判明したら更新しますね。
既婚者の婚外恋愛に限定した大規模な調査は、先ほど紹介したヒールメイト(Healmate)が行っています。
(出典)婚外恋愛に関する実態調査 第1報(レゾンデートル株式会社、2023年)
既婚者の婚外恋愛に限定すると、男性33.0%、女性16.1%が「経験あり」となりました。
既婚者マッチングアプリ、婚外恋愛、セカンドパートナーのブームは現在進行中でまだまだこれからですから、現時点ではもっと高いかもしれません。
最近、女性の積極さが目立ちます。近いうちに男性と同じ割合になるかもしれません。2024年中に男女4割になる可能性もありますね。
既婚者向けマッチングアプリを利用する際の注意点
既婚者向けマッチングアプリは怖い?
既婚者限定(専用)の「既婚者マッチングアプリ(既婚者アプリ)」は、身バレ対策がありセキュリティも強固で比較的安全性は高いです。
既婚者アプリ3強の1つ、ヒールメイト(Healmate)は2024年1月に、個人情報保護団体のJAPHIC認定マークを取得するなど、各社が安全管理に力を入れています。
その他の既婚者クラブ、カドル(Cuddle)でも、2024年2月時点で大きなトラブルは報告されていません。
また、既婚者アプリ3強に限り、サイト内の治安も良いです。会員同士がトラブルにならないよう、通報システムやイエローカードシステムを設け、サイト内の24時間監視しています。
審査も厳しいので、サクラや業者(※)はいません。紛れ込んでもすぐ排除されます。
なお、既婚者も利用できる「既婚者OKアプリ」の場合は、会員数が膨大ということもあり、それほど監視は行き届いていません。業者はかなり潜んでいます。
ヤリモクに注意が必要
女性限定の話になりますが、既婚者限定(専用)の「既婚者マッチングアプリ」でも、ヤリモク男性はいます。
ヤリモクとは、恋愛する気はなくセックスだけが目的の男性のことです。
1回限りや短期の関係が多く、比較的長く関係を結ぶ「セフレ」とは区別されます。
「体の関係を結んだら連絡が取れなくなった」「数回でブロックされた」という話もあるので、注意しましょう。
大人同士ですから、ご自身の責任で行動してください。
なお、「既婚者OKアプリ」の方はほぼヤリモクと考えて良いでしょう。
不倫を推奨しているの?違法なの?
マッチングアプリは基本的に「出会いの場」を提供するもので、その先の関係は個々人が結ぶものです。不倫を推奨している訳ではありません。
利用目的は様々で、友達作りのために利用している人も多いです。
また、前述の通り「出会い系サイト規制法」により管轄警察署へ「インターネット異性紹介事業届」が義務付けられているサービスですから違法ではありません。合法のサービスになります。
加えて、不倫が違法かといえば、必ずしもそうではありません。夫婦間の「貞操義務」自体は法律に明記されておらず、民法709条のいう「法律上保護される利益」の侵害により、「精神的な苦痛・損害」を配偶者に与えた場合に、慰謝料請求の対象になるということです。慰謝料が認められるかは、これまでの夫婦関係や社会通念も考慮されます。
離婚を前提に利用している人は少ない
離婚を前提に利用している人は「既婚者OKアプリ」では皆無、「既婚者マッチングアプリ」でもほとんどいません。
というのも、前述の通り婚外恋愛は「家庭を壊さない」というルールのもとで行うものだからです。
結果として、離婚して再婚したという人はいますが、例外になります。
身バレ対策は入念に
既婚者がマッチングアプリを利用する際は、身バレ対策が重要です。
独身も利用するアプリで、知人に見つかったら大変。だからこそ、既婚者限定(専用)の「既婚者マッチングアプリ」に人気が集まるという訳です。
同じ既婚者同士であり「秘密を共有」しているため、ある程度安心できるでしょう。
ただし、それでも身バレ対策は重要です。
最も気をつけるべきはプロフィール写真です。
「既婚者マッチングアプリ」の場合、プロフィール写真にボカシがかけられるようになっています。また、いいね!した人やマッチングした人だけに写真を公開する設定にもできるなど、いくつもの安全対策が作られています。
ヒールメイト(Healmate)がその点では優れていて、例えばプロフィール写真には何段階ものボカシがかけられます。
おおむね、顔写真なしで活動する人が2~3割くらい、ボカシを入れた顔写真で活動する人が7〜8割くらいです。
プロフィールの自己紹介にも注意が必要で、個人が特定される情報は書かないようにします。
また、マッチング後に何度か会っても、相手を信頼できるまで「氏名」「勤め先」「住所」などの重要な個人情報は教えないようにしましょう。
付き合った後でも、相手に氏名・勤め先・住所を教えない人がいます。LINEすら教えない人もいて、皆さんとても注意しています。
基本的に「女性上位」の世界
一般のマッチングアプリでも、既婚・独身に関わらず女性はモテます。
そのなかで既婚者マッチングアプリを利用する女性は、安全性を考えたため、きちんとした恋愛をしたいためという人が多く、相手をよく選びます。
また、マッチングアプリ初心者も多いですが、リスクに慎重なため、会うまでのハードルはそこそこ高くなります。
「リスクがあるなかでも会いたいと思える相手にしか会わない」というスタンスの人が多いためです。
「既婚者マッチングアプリ」の男女比は、男性5~6割:女性4~5割とそれほど大きな開きはありませんが、出会いに積極的な男性に対し、女性は慎重に選びたいと考えているため、「女性上位」の世界といえます。
女性はモテますから、自己肯定感がアップしますよ✨
男性の皆さん、婚活アプリやパパ活アプリは「男性上位」の世界ですが、既婚者アプリは違うので注意してください。独身の多い恋活アプリや既婚者OKアプリでモテないから既婚者マッチングアプリをやってみたという男性は、ここでも厳しい戦いになるのを覚悟しましょう。
Webブラウザ版のサービスを選ぼう
Webブラウザとは、PCやスマホなどでWebサイトを閲覧する際に必要なソフトウェアで、Edge(エッジ)、Chrome(クローム)、safari(サファリ)、Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)などが代表的です。
Webブラウザ版は、これらのWebブラウザで利用するサービスをいいます。
これに対して、アプリ版はスマホに専用のアプリをダウンロードして利用するサービスです。
Webブラウザ版は、開くのにIDとパスワードが必要です。また、ブラウザの閲覧履歴を消去すれば痕跡が残らず、通常は通知も来ません。
しかしアプリ版はスマホ画面にアプリが表示され、タップすれば誰でも開けます。また、ダウンロード履歴が残り、設定をしなければ通知も来ます。
そのため、アプリ版よりもWebブラウザ版の方が家族にバレにくいのです。
既婚者向けマッチングアプリの場合、「既婚者マッチングアプリ」はWebブラウザ版のみ、「既婚者OKアプリ」はWebブラウザ版とアプリ版を選べるサービスになっています。
会員数の多いアプリを選ぶ
会員数が多いほど、様々なタイプがいて出会いのチャンスは大きくなります。
「既婚者マッチングアプリ」はカドル(Cuddle)、ヒールメイト(Healmate)、既婚者クラブの3強が最も会員数が多く、それぞれ累計会員数10~30万人をうたいます。アクティブユーザー数は非公表ですがそれぞれ数万人でしょう。
※2024年現在はカドル(Cuddle)とヒールメイト(Healmate)が「2強」とされています。
次に会員数が多いのはアフタヌーン(Afternoon.)で、それ以外の既婚者アプリはかなり人数が少なくなっています(競争率が低いというメリットはあり)。
「既婚者OKアプリ」では、ハッピーメール、PCMAX、ワクワクメールが3強です。独身の利用者が圧倒的に多いですが、それぞれ累計会員1000万~3000万人をうたい、アクティブユーザー数も100万人くらいになります。
3強以外の既婚者マッチングアプリを選ぶと、出会いにくいだけでなく業者が非常に多くなります。
毛色は違いますが、既婚者も利用できるTinder (ティンダー)も会員数は1000万人を超えます。
【2024決定版】既婚者マッチングアプリおすすめランキング
まずは既婚者限定(専用)の「既婚者マッチングアプリ」のランキングを紹介します。
「おとなセレクト」編集部によるユーザー取材、口コミリサーチ、編集部員が実際に利用したうえでの総合判断です。
2024年現在、既婚者マッチングアプリ2強と称されている「ヒールメイト(Healmate)」「カドル(Cuddle)」が独走気味。ずっとトップを走ってきた既婚者クラブは人気が落ち目で、4位転落です。
アプリから広告収入が多いか少ないかでランキングを上下させるメディアがあるので注意してください。そういうメディアは新しくリリースしたばかりで売り出し中のアプリを上位にしがちです。「おとなセレクト」は広告収入でランキングを上下させません。
1位 ヒールメイト(Healmate)
累計会員数 | 20万人 |
実ユーザー数 | 推計4万人※ |
メイン年齢層 | 30代~50代 |
特徴 | ・真面目な出会いを求める人が多い ・セカンドパートナーと出会える ・通話や掲示板、イベント開催など機能が充実 ・安全対策に優れる ・ユーザー対応が丁寧 ・男女比がほぼ5対5 |
料金 | 女性:無料 男性:1ヶ月 ¥9,800(税込) |
サービス開始 | 2022年6月 |
運営会社 | レゾンデートル株式会社 |
公式サイト | https://healmate.jp/ |
◎ヒールメイトのおすすめポイント
ヒールメイト(Healmate、愛称:ヒルメ)は、既婚者マッチングアプリのなかでも「真面目な出会いを求める人が多い」アプリです。
「癒し」や「上質の出会い」を大切にする運営方針のため、会員の質が高いのが特徴。
「性的欲求を満たすためだけの利用の禁止」「一晩限りの関係を持ちかけたり一方的に性的なメッセージや画像を送信したりした場合は退会処分」など、女性が安心できるサイト環境の維持に熱心です。
セキュリティ対策・安全対策にも力を入れていて、既婚者マッチングアプリでは初めて、認定個人情報保護団体JAPHICの認定マークを取得しました。
またユーザー対応が丁寧で、要望に応じた新機能や改修なども随時行っているところもポイントが高いです。
既婚者マッチングアプリ3強(既婚者クラブ、カドル、ヒールメイト)のなかでは後発で、会員数がやや少ないですが、人口の多い都道府県や都市部では十分に利用できます。また、2023年で会員数が倍以上になったそうですから、急成長中です。
◎ヒールメイトのおすすめ機能
ヒールメイト(Healmate)は最も機能が充実している既婚者マッチングアプリで、この点も高評価の理由です。
掲示板 | 会員同士が悩み相談・テーマトーク・雑談できる掲示板です。非常にやりとりが活発で、ヒールメイトの売りの一つになっています。無料会員でも利用可能です。 |
充実した検索機能 | 年齢、地域はもちろん、性格、子どもの有無、年収、学歴、身長、体重、血液型、趣味、希望の関係、希望の時間帯などの検索項目があり既婚者マッチングアプリで一番充実しています。もちろん、フリーワード検索も可能。 |
会員主催イベント | 会員が会員同士のイベントを主催できる機能です。10人前後の小規模のオフ会が全国で開かれています。 |
グループチャット | 会員同士で集まりグループチャットができます。同性同士でもOKで既婚の友達づくりに最適です。 |
通話機能 | 音声通話・ビデオ通話の両方ができます。会う前に一度話したいけど、LINEを教えるのは怖いなどのケースで便利です。 |
非公開モード | 自分がいいねした人、現在やり取り中の人以外にプロフィールを非公開にする機能です。オプション料を払わずに非公開モードがあるのはヒールメイトだけ。 |
写真公開限定 | 自分で選んだ特定の人だけに写真を公開する機能です。 |
メッセージ付いいね | プレミアムプラン限定の機能です。マッチングしなくても、いいねと同時に一度だけメッセージでアピールできます。この機能を上手に使うと、マッチング率が格段に高まります。 |
イエローマーク | 重大なルール違反のあった会員にはイエローマークが一定期間表示されます。 |
代表的な機能は上記の通りですが、このほかにも様々な機能があります。会員の声で作られた機能も多く、カスタマーサービスが充実しているのもヒールメイトの特徴です。
◎ヒールメイトの料金プラン
女性は無料で利用できます(いいね!も無制限)。男性は有料会員にならないと女性にメッセージを送れません。
料金1 | スタンダードプラン(税込) 1ヶ月 ¥9,800 3ヶ月 ¥23,400(¥7,800/月) 6ヶ月 ¥34,800(¥5,800/月) 12ヶ月 ¥45,600(¥3,800/月) | いいね! 50回/月 マッチング後のメッセージは無制限 |
料金2 | プレミアムプラン(税込) 1ヶ月 ¥11,800 3ヶ月 ¥29,400(¥9,800/月) 6ヶ月 ¥46,800(¥7,800/月) 12ヶ月 ¥69,600(¥5,800/月) | いいね! 70回/月 マッチング後のメッセージは無制限 メッセージ付いいね おすすめ会員として案内メール一斉配信 相手のログイン状態が閲覧可能 送信メッセージの既読確認可能 送信メッセージや写真の取り消し可能 |
いいね!は10回分1,000円などで追加購入できます。また女性限定のプレミアムプラン(¥1,380/月)もあり、ログイン状態閲覧、既読確認、送信メッセージや写真の取り消しなどが可能になります。
◎ヒールメイトの口コミ・評判(悪評含む)
皆さん順調に出会えているようですね。見渡すと高評価が多いです。掲示板がおもしろいという声、運営の姿勢を評価する声がたくさんありました。
一方、悪い口コミ・評判の一部をご紹介すると……。
「ユーザー数が少ない」「地方会員が少ない」という声が一番多かったです。ただし、これらは2023年に会員が倍以上に増えるなど急成長していますから改善されていくでしょう。
このほか、「会員の平均年齢層が高め」「他のアプリよりイケてる人が少ない」という声もありました。真面目系アプリゆえの特色かもしれませんね。
出会いの質の高さ、盛りだくさんの機能、安全性、運営のコンセプト、カスタマーサービスの高さなど、様々な点で総合的な評価が高いです。
2位のカドル、しばらく1位を独走していた既婚者クラブに比べると、少し会員数は少ないですが、現在、急拡大中なので、1年以内に抜くかもしれません。
ということで、1位とさせていただきました。
2位 カドル(Cuddle)
累計会員数 | 25万人 |
実ユーザー数 | 推計6万人※ |
メイン年齢層 | 20代後半~50代前半 |
特徴 | ・AIでおすすめの相手を紹介 ・Tinder(ティンダー)と同じプロフィールカードシステム ・おしゃれなブランディング ・若い既婚者に人気 ・Google社出身のエンジニアが開発 |
料金 | 女性:無料 男性:1ヶ月 ¥9,980 |
サービス開始 | 2022年2月 |
運営会社 | ThirdPlace株式会社 |
公式サイト | https://www.cuddle-jp.com/ |
◎カドルのおすすめポイント
カドル(Cuddle)の特徴をひと言であらわすと「おしゃれ&若い」です。ブランディングとPRに優れていて、2022年2月リリースとやや後発でありながら、一気に会員数2位の既婚者マッチングアプリになりました。
システムも他のアプリと一線を画しており、世界中の若者に人気のマッチングアプリ、Tinder(ティンダー)と同じプロフィールカードシステムを採用しています。AIがあなたにおすすめの異性のプロフィールカードを1枚ずつ表示し、「Like」か「No」を選択するシステムです。
♡(LIKE)を押して相手がOKすればマッチングし、メッセージでやりとりできます。✕(NONE)を押すと相手が消えます。♡(LIKE)か✕(NONE)ボタンを押すと、次々と別のプロフィールカードが表示されますので、操作は至って簡単。写真で相手を選別する感覚に中毒性すら感じます。
プロフィールの詳細は「!」ボタンを押せば表示される仕組みです。
難点は検索ができないこと。ヒールメイトや既婚者クラブと違って、様々な項目を選んで相手を絞り込むことができません。年齢と地域の条件だけ設定でき、後はAIが勝手におすすめを表示してきます。好き嫌いが分かれるでしょう。
また、プロフィールに書ける情報も少なく、自分に合う相手をじっくり探したい方には不向きです。
そんな特色もあり、年齢層が少し若いということもあって、軽い出会い目的の人が多いイメージはあります。気軽にたくさんの人と会いたいという方におすすめかもしれません。
「カドルが一番ルックスのレベルは高い」という定評はあるので、容姿を重視する方は検討してみてください。
既婚者マッチングアプリでは2番目の会員数を誇り、2023年で会員数が1.5倍になりました。現在も急成長中です。
◎カドルのおすすめ機能
カドル(Cuddle)は他の既婚者マッチングアプリにないプロフィールカードシステムそのものが特色です。その他の機能はシンプルで、掲示板やグループチャット、イベントなどの特別な機能はありません。写真のボカシ機能もないため、自分で写真を加工する必要があります。
写真ギャラリー機能 | プロフィールに限定公開専用の写真をアップしてギャラリーを作る機能です。自分がOKした人にだけ写真を公開できて便利です。 |
非公開設定(有料) | LIKEした人、メッセージ中の人にだけプロフィールを公開する機能です。1ヶ月¥4,980のオプションになります。 |
最新のAIシステム | 最新のAIがおすすめの相手を選んでくれます。 |
上記の通り、機能面では至ってシンプルです。Google社出身のエンジニアだけでなく、AmazonやFacebook出身者もいるため、システムの安全性は高いかもしれません。
◎カドルの料金プラン
女性は無料で利用できます(LIKEも無制限)。男性は有料会員にならないと女性にメッセージを送れません。
料金 | Cuddle GOLD(税込) 1ヶ月 ¥9,980 3ヶ月 ¥23,940(¥7,980/月) 6ヶ月 ¥35,880(¥5,980/月) 12ヶ月 ¥47,760(¥3,980/月) | LIKE 10回/日 マッチング後のメッセージは無制限 |
追加1 | Platinum Option(税込) 1ヶ月 ¥4,980 3ヶ月 ¥11,940(¥3,980/月) 6ヶ月 ¥17,880(¥2,980/月) 12ヶ月 ¥23,760(¥1,980/月) | LIKE 30回/日 女性からもらったLIKEを確認できる 年齢・地域以外に「都合の良い時間」「子供の人数」で表示相手を絞り込める 女性へのプロフィール優先表示 メッセージの既読確認可能 メッセージの削除可能 |
追加2 | Secret Mode(税込) 1ヶ月 ¥4,980 3ヶ月 ¥11,940(¥3,980/月) 6ヶ月 ¥17,880(¥2,980/月) 12ヶ月 ¥23,760(¥1,980/月) | LIKEした人、メッセージ中の人にだけプロフィールを公開する非公開設定 |
カドルの料金プランは1種類で、それ以外はオプションで追加する形です。Cuddle GOLDに加えてPlatinum Optionを追加すると1ヶ月¥14,960、さらにSecret Modeを追加すると、1ヶ月¥19,940とかなりの高額になります。
非公開設定は身バレのリスクを最小限にして活動したり、誰かと付き合うことになったりした場合には必要な機能です。ヒールメイトは標準装備なので、カドルも有料オプションではなく標準装備にして欲しいと考えますが、どうでしょうか。
◎カドルの口コミ・評判(悪評含む)
皆さんたくさん出会えているようですね✨
カドルはナンパ系という印象の強いアプリでしたが、今回口コミをリサーチすると恋愛志向の人や紳士的な男性が増えている様子です。既婚者クラブよりもナンパ系の成果報告や悪い口コミが少なくて驚きました。多少、雰囲気が変わったかもしれません。
なお、若い頃もモテたであろう恋愛上手の男女が多い印象はかわりませんでした。
一方、悪い口コミ・評判の一部をご紹介すると……。
ガツガツ系は以前と変わらず多い様子。また「出会えない」と嘆く男性も少なからずいました。写真で〇か✕かを選ぶシステムですから容姿がとても重要で、出会える人と出会えない人の二極化がますます進んでいるということでしょう。
人気が高く急成長を続けるカドル。ファンもとても多いです。以前は軽いナンパ系が多いとの評判でしたが、今回口コミを調査すると以前ほどではなく、既婚者クラブの方が悪い口コミが多くなっています。
人気は同率で、会員数ではヒールメイトをやや上回るので悩みましたが、容姿だけで選ぶというスタイル、男性料金が高額にもかかわらず機能が少ない点、そして何より検索で絞り込めないという不便さから2位とさせていただきました。
やっぱり婚外恋愛にこのシステムは合わないと感じます。
3位 マリーゴー(MarriedGo)
累計会員数 | 非公開 |
実ユーザー数 | 推計2万人※ |
メイン年齢層 | 20代後半~40代 |
特徴 | ・2023年登場の新しい既婚者マッチングアプリ ・趣味友探しもできる ・LGBTQにも対応 ・TOKYO MXのTV番組で紹介 |
料金 | 女性:無料 男性:1ヶ月 4,980円 |
サービス開始 | 2023年1月 |
運営会社 | 合同会社おなかのなか |
公式サイト | https://marriedgo.com/ |
マリーゴー(MarriedGo)は、2023年1月にスタートした新しい既婚者マッチングアプリです。ブランディングやPRが上手で、TOKYO MXのTV番組で紹介されるなど、知名度を着実に上昇させています。
他の既婚者マッチングアプリと大きな違いはありませんが、共通の趣味でマッチングできる機能やLGBTQにも対応しているところが新しい点です。
また、男性料金がリーズナブルでコストパフォーマンスが高い、会員の年齢層がやや若いという特徴もあります。
加えて、運営が丁寧で評判が高く、新しいアプリのなかでは一番の期待株といったところでしょう。女性は無料ですから登録しておいても損はないかもしれません。
◎口コミ
3位もかなり迷いましたが、既婚者クラブの人気の落ち込み、評判の悪化が著しいので、新世代のマリーゴーを3位としました。真面目な運営とコンセプトで評判が良く、それにもかかわらずコスパが高いという点が判断材料です。
まだ会員数は少ないですが、そのぶん出会いやすいという声もあります。今後さらに伸びていくアプリでしょう。
4位 既婚者クラブ
累計会員数 | 30万人 |
実ユーザー数 | 推計7万人※ |
メイン年齢層 | 30代~50代 |
特徴 | ・累計会員数・ユーザー数ともに最多 ・地方でも使える ・様々なタイプの人とマッチングできる ・既婚者合コン運営業者と連係 ・老舗のブランド力 |
料金 | 女性:無料 男性:1ヶ月 ¥8,800(税込) |
サービス開始 | 2019年4月 |
運営会社 | 株式会社リンクス |
公式サイト | https://kikonclub.com/ |
◎既婚者クラブのおすすめポイント
既婚者クラブ(愛称:既クラ)は、日本で2番目に既婚者マッチングアプリを始めた老舗です(日本発の最初はsepa)。一時期は「既婚者マッチングアプリといえば既婚者クラブ」という圧倒的なブランド力がありました。
今でも老舗の知名度と安心感から多くの新規ユーザーを集めていますが、会員の質が低下したこと、料金を値上げしたことなどがあり、人気が急落しています。前王者の意地で果たして持ち直せるか…!
既婚者クラブのおすすめポイントはスケールメリットに尽きます。
既婚者マッチングアプリで最多の会員数を誇るだけあって、実に様々なタイプの人がいるので、真面目な恋愛、セカンドパートナー、軽めのナンパなど様々な目的で利用が可能です。
20代・30代などに限定してもそれなりの数がいますし、ニッチな趣味や志向があってもお相手探しに困りません。他のアプリでは合う人がいなかった、お相手が見つからなかったという人でも、既婚者クラブなら見つかるかもしれませんよ。
もう一つメリットを上げるなら男性料金の安さでしょう。2強(ヒールメイト、カドル)に比べて1,000円近く低い価格となっています。
その分、機能は至ってシンプル。相手を検索していいね!を押し、マッチングしたらメッセージでやりとりするだけ。掲示板やグループチャットなどの機能はありません。
既婚者合コンの大手イベント会社と提携していて、そちらのイベント情報を見ることができます。今のところ、既婚者クラブ会員の優待はないようです。
◎既婚者クラブのおすすめ機能
既婚者クラブの機能はとてもシンプル。マッチングするだけでいい、他の機能は必要ないという方にはおすすめです。
フリーワード検索 | 既婚者クラブの検索項目は、年齢、地域、職業、身長、体型、子ども、性格などで充実度は中程度ですが、フリーワード検索があるのは有難いです。 |
男性のいいね!可能回数が多い | 例えばヒールメイトはスタンダードプランで月に50回しか「いいね!」をできませんが、既婚者クラブはベーシックプランで毎日10回の「いいね!」が可能です。マッチング率が低く、とにかくたくさんの相手にアプローチしたい方には喜ばしい機能です。 |
写真の自動ぼかし | 写真をアップすると自動的にボカシを入れてくれます。ただし、ヒールメイトとは違って濃度を調整できないのが少し難点です。 |
既婚者合コン情報 | 大手イベント会社の既婚者合コン情報にアクセスできます。 |
前述の通り機能は非常にシンプルなので、なかなか特出できる機能が少ないです。非公開モード、特定の人への写真公開機能などもありません。
写真は自動で一律の濃度のボカシが入ります。
上記の通り、この濃度だと写真によっては本人が分かってしまうので、そこは改善して欲しいなと思います(既婚者クラブの広告画像からの転載で実際のものではありません)。そのため、解像度の低い写真にする、横顔にする、下を向くなど少し工夫が必要です。
◎既婚者クラブの料金プラン
スケールメリットに並ぶ既婚者クラブのもう一つのメリットです。男性の利用料は他の既婚者マッチングアプリに比べて少しお得になっています。
もちろん、女性は無料で利用できます(いいね!も無制限)。男性は有料会員にならないと女性にメッセージを送れません。
料金1 | ベーシック(税込) 1ヶ月 ¥8,800 3ヶ月 ¥6,880(¥20,640/月) 6ヶ月 ¥4,880(¥41,280/月) 12ヶ月 ¥3,280(¥70,560/月) | いいね! 10回/日 マッチング後のメッセージは無制限 |
料金2 | スタンダード(税込) 1ヶ月 ¥10,880 3ヶ月 ¥26,640(¥8,880/月) 6ヶ月 ¥41,280(¥6,880/月) 12ヶ月 ¥70,560(¥5,880/月) | いいね! 20回/日 マッチング後のメッセージは無制限 メッセージ・画像の削除可能 |
料金3 | プレミアム(税込) 1ヶ月 ¥20,878 3ヶ月 ¥59,334(¥19,778/月) 6ヶ月 ¥112,740(¥18,790/月) 12ヶ月 ¥209,976(¥17,480/月) | いいね! 20回/日 マッチング後のメッセージは無制限 メッセージ・画像の削除可能 検索上位表示 同エリア女性におすすめ配信 |
ベーシックプランの料金はややリーズナブルで、ただ既婚女性と会いたいという男性にはうれしい価格設定ですが、スタンダード以上だと、他の3強(ヒールメイト、カドル)とそれほど変わりはありません。
◎既婚者クラブの口コミ・評判(悪評含む)
ヒールメイトと違ってサバサバしたゲーム感覚の口コミが多いのが気になりますが(以前はもっと恋愛に関する口コミが多かった)、皆さん出会えているようです。
有名なだけあってナンパ師も多く登録しているのでしょう。たくさんの女性とデートしたい男性には注目の口コミかもしれません。
一方、悪い口コミ・評判の一部をご紹介すると……。
前述のように以前は「出会った相手とのやりとりが楽しい」「素敵な人に出会えた」などのハートウォーミングな口コミが多かった印象ですが、様々な口コミを見て、出会いの成果を誇るナンパ系が増えたり、温度の低いサバサバした文化になっているのかもと感じました。
老舗のために婚外活動に良い意味でも悪い意味でも慣れた人が多くなっているということでしょうか。会員の民度が徐々に下がっている様子が見て取れます。
既婚者マッチングアプリと言えば「既婚者クラブ」が圧倒的な王者でした。まだまだブランド力と会員数は他のアプリを凌駕しているので、持ち直して欲しいところです。
口コミを調べると、会員の質が落ちている、出会いの質が下がっているという声が増えてきました。
5位 アフタヌーン(Afternoon.)
累計会員数 | 8万人 |
実ユーザー数 | 推計3万人※ |
メイン年齢層 | 40代~60代 |
特徴 | ・日本で3番目に古い既婚者マッチングアプリ ・良心的なアプリ運営とサービス ・掲示板機能あり ・非公開モードを標準搭載 |
料金 | 女性:無料 男性:1ヶ月 ¥9,800 |
サービス開始 | 2019年10月 |
運営会社 | 株式会社アフターヌーン |
公式サイト | https://www.after-noon.jp/ |
アフタヌーン(Afternoon.)は、良心的で運営で、機能もそこそこ充実している、優良な既婚者マッチングアプリです。日本で3番目にリリースされ、2022年までは会員数・人気共に2位のアプリでした。それがカドルやヒールメイトに抜かれて現在は4位となっています。
低迷の理由は「地味」「特徴がない」というのが理由です。非公開モードが標準装備されていて、特定の会員に写真を限定公開できる機能もあり、掲示板(トピック)もあるのですが、機能ではヒールメイトに及びませんし、会員数では既婚者クラブに大きく水をあけられたままでスケールメリットもなく、カドルのような斬新さもありません。
一時期は掲示板(トピック)が活況で、有志会員による既婚者サークルなども多く作られたのですが、今は会員同士のやりとりも低調気味です。
安全性は優れていますが、写真のボカシ機能がないのが残念。また、少々年齢層が高くなっています。
一時期は「既婚者クラブ」か「アフタヌーン」かと言われたアプリなので、今後の復調に期待したいです。
◎アフタヌーンの料金プラン
料金1 | 有料会員(税込) 1ヶ月¥9,800 3ヶ月¥23,400(¥7,800/月) 6ヶ月¥34,800(¥5,800/月) 12ヶ月¥45,600(¥3,800/月) | いいね! 50回/月 マッチング後のメッセージは無制限 |
料金2 | VIP会員(税込) 1ヶ月¥14,980 3ヶ月¥38,940(¥12,980/月) 6ヶ月¥65,880(¥10,980/月) 12ヶ月¥107,760(¥8,980/月) | 異性の検索結果が人気ユーザー順に表示 相手のマッチ数、メッセージ送信人数、もらったいいね数、登録日、違反報告件数等の各種データが閲覧できる |
追加 | 女性VIP(税込) 1ヶ月¥1,980 3ヶ月¥2,940(¥980/月) 6ヶ月¥4,080(¥680/月) 12ヶ月¥4,560(¥380/月) | 異性の検索結果が人気ユーザー順に表示 相手のマッチ数、メッセージ送信人数、もらったいいね数、登録日、違反報告件数等の各種データが閲覧できる |
女性は無料で利用できます(いいね!も無制限)。男性は有料会員にならないと女性にメッセージを送れません。
◎アフタヌーンの口コミ
一時期はアツいアプリでした。会員の質も高くて優良なアプリですが、ちょっと埋没してしまいましたね。宣伝が下手というのもあるでしょう。
6位 セパ(Sepa)
累計会員数 | 非公開(推計10万人) |
実ユーザー数 | 推計1万2千人※ |
メイン年齢層 | 30代~50代 |
特徴 | ・日本で最初の既婚者マッチングアプリ ・「セカンドパートナー」という言葉を生み出した ・プラトニック目的の人も多い ・マナー違反の会員への処分が厳しい |
料金 | 女性:無料 男性:1ヶ月 4,980円 |
サービス開始 | 2018年2月 |
運営会社 | SEPA運営事務局 |
公式サイト | https://www.sepa-fr.com/ |
セパ(Sepa)は、既婚者マッチングサービスの歴史に名を刻まれる存在です。2013年6月にアシュレイ・マディソン(Ashley Madison)という世界中で物議をかもした北米発の不倫出会い系サイトが日本に上陸し、日本中からバッシングを受け、情報流出事故などを起こしたこともあり、撤退しました(現在は再上陸)。
その後、日本で既婚者専用のマッチングサービスはタブーとなっていたところ、日本で最初に立ち上がったのが、このセパ(Sepa)でした。2018年2月のことです。他の既婚者マッチングアプリはすべてセパ(Sepa)の後追いになります。
不倫に対する許容度が低い日本でサービスを広めるため、プラトニックな婚外恋愛である「セカンドパートナー」という言葉を作ったのもセパ(Sepa)です。
こんな「日本の既婚者マッチングアプリの母」的な存在でありながら、プラトニックを前面に打ち出したこと、会社組織を立ち上げなかったこと(個人運営)などが足かせになり、既婚者クラブやアフタヌーンが誕生すると、一気に凋落しました。現在のユーザー数は1万人ちょっととかなり少なくなっています。
機能は至ってシンプルです。年齢や地域、身長、目的などで相手を絞り込んでメッセージを送ります。「いいね!」や「マッチング」はなく、誰にでも直接メッセージを送ることが可能です。
掲示板機能もあり「今すぐ会いたい」「メールで話したい」などのトピックが立つので、そこでやりとりもできます。
一時期は数万人ほどいたユーザー数も2024年2月時点でかなり少なくなりました。歴史的存在の復活を願うばかりです。
7位 ミート(Meet)
累計会員数 | 非公開 |
実ユーザー数 | 推計千人未満※ |
メイン年齢層 | 30代~50代 |
特徴 | ・既婚者合コンの最大手「キコンパ」が2024年6月にリリース ・カドル(Cuddle)と同じプロフィールカードシステム ・おすすめ表示された相手を〇か✕かで選ぶだけのシンプルな機能 ・非公開(プライベート)モードなし |
料金 | 女性:無料 男性:1ヶ月 9,700円 |
サービス開始 | 2024年6月 |
運営会社 | 有限会社衣裳の寿 |
公式サイト | https://meet-up.jp/ |
ミート(Meet)は、既婚者合コンで有名な「キコンパ」がリリースした既婚者マッチングアプリです。
リリース当初はかなり話題となりましたが、機能がシンプルすぎる(おすすめ表示されたお相手を「いいね」「スキップ」で選ぶだけ)、身バレを防ぐ非公開モードがない、基本的な機能がカドル(Cuddle)とほぼ一緒など、期待外れ感が強く会員集めに苦労しています(2024年8月15日時点)。
既婚者合コン最大手の「キコンパ」が運営元なので、今後、合コンの利用者→アプリへの流入をどれだけ図れるかがカギでしょう。
まだリリースしたばかりなので口コミの評判が悪いのは仕方がないのかもしれません。会員数が少な過ぎる、運営の対応が悪いなどの口コミが散見されます。
また、集客のために会員をネットで晒すという禁じ手を使っているのが信じられません。かなり焦っているのでしょうか。既婚者マッチングなので会員の身バレは絶対に避けなければならない最優先事項で、キコンパの運営経験から十二分に分かっているはずですが…。これでは会員登録するとX(Twitter)で運営から晒される心配が出てしまいます。
8位 オーブンズ(OVENS)
累計会員数 | 非公開 |
実ユーザー数 | 推計数千人※ |
メイン年齢層 | 30代~50代 |
特徴 | ・2023年登場の新しい既婚者マッチングアプリ ・日本初の既婚者合コン・飲み会マッチングアプリ ・男女とも2名以上の出会いが必須 ・非公開(プライベート)モードを標準装備 |
料金 | 女性:無料 男性:1ヶ月 9,700円 |
サービス開始 | 2023年4月 |
運営会社 | 株式会社ベース |
公式サイト | https://www.ovens.jp/ |
オーブンズ(OVENS)は、既婚者マッチングの世界に新風を巻き起こす合コン・飲み会アプリです。2023年4月にスタートしたばかりですが、かなり話題となっています。一般向けではこのようなアプリはありましたが、既婚者では初の試み。
「既婚者だから異性と1対1では会うのは不安」
「仲の良い友人2名以上同士で出会いたい」
こんなニーズを狙ったサービスですが、このコンセプトが既婚者に刺さるのか、はたまた既婚者が一緒に合コン・飲み会に参加できる友人を確保できるのか、今後の展開に注目です。
男性料金が高額なのも気になるところ。
盛んに宣伝しているため、広告収入を期待してベスト3に入れているメディアもありますが、まだ会員数が少なすぎて順位は上げられません。コンセプトが斬新なので、一度試してみる価値はあるかもしれません。
9位 既婚者マッチングStyle
累計会員数 | 非公開 |
実ユーザー数 | 不明 |
メイン年齢層 | 30代~50代 |
特徴 | ・写真の自動ボカシ機能 ・男性の収入証明機能あり |
料金 | 女性:無料 男性:1ヶ月 5,984円 |
サービス開始 | 2021年2月 |
運営会社 | 合同会社クローバー |
公式サイト | https://matching-style.jp/ |
既婚者マッチングStyleは比較的古いアプリですが、知名度が伸び悩んでいます。
機能はシンプルで、検索条件を設定してお相手を絞り込み、GOODを押してマッチングすればメッセージのやりとりができる形です。検索項目は比較的充実しています。
写真の自動ボカシ機能や男性の収入証明機能などが特筆すべき機能でしょう。
特徴がなく、広告をほとんどしていないところも伸び悩みの原因と思われます。
◎口コミ:なし
番外編
マリッドサークル(married circle) ⇒マリッドサークルの公式サイト | 年齢層:30代~40代 料金:¥3,000/月 サービス開始:2021年7月 既婚者マッチングアプリのなかで唯一スマートフォンにダウンロードして利用するアプリケーション方式。操作はいたってシンプルで、検索条件を設定して「いいね」か「メッセージ付いいね」を送り、マッチングすればやりとりができる形です。 会員数が少なくアプリにバグが多いなど、正直評判はあまり良くありません。 |
ハッピーソウル(Happy Soul) ⇒ハッピーソウルの公式サイト | 会員数:25,000人以上 年齢層:40代~70代 料金:男性:¥4,200/月 女性:無料 サービス開始:2003年 既婚者限定でなく40歳以上の独身・既婚者のためのマッチングサイトです。熟年の出会いがコンセプトの良心的なサービスで、高年齢の会員が多いのが特徴になります。 |
【2024決定版】既婚者OKアプリおすすめランキング
続いて、既婚者も利用可能という「既婚者OKアプリ」のランキングをご紹介しましょう。
いわゆる「出会い系サイト」「出会い系アプリ」と呼ばれるものです。
このタイプのサービスは、Webブラウザを使うサイト版が中心ですが、大手の場合はアプリ版もあります(ただし機能が限られます)。
一般のマッチングアプリに比べて「ヤリモク」「業者」「ポイントゲッター(キャッシュバッカー)」が多いのも特徴の一つです。
非常に数が多いため、大手3社に絞り、「既婚者が使いやすい」という視点でランキングしました。なお、世界的なマッチングアプリ、Tinder(ティンダー)は特別な立ち位置のため、除外しています。
1位 PCMAX(ピーシーマックス)
「ピシマ」の愛称で親しまれるPCMAXは、出会い系サイトのなかでも特に「ヤリモク度」が高い、累計会員数1900万人(2024年現在)の人気出会い系アプリです。
アダルト系のお店によく広告が貼ってあり、昔はかなりチャラい印象でしたが、近年はサイトのトップ画像のようにイメージチェンジをはかっています。ただし「ヤリモクアプリ」のトップの座は揺るぎません。
独身が中心ですが既婚者もたくさんいて、特に既婚男性が多いです。若い女性はパパ活目的がかなりの割合を占めます。
会員のクオリティはかなり低めですが、ヤリモク狙いの男性からの評価を勘案して1位としました。
◎基本情報 運営会社:株式会社マックス 運営歴:2002年サービス開始 基本料金:女性は無料 男性はポイント制 1pt=10円 (プロフを見る:1pt、プロフ画像の閲覧:3pt、メールを送る:5pt) |
2位 ワクワクメール(ワクメ)
ワクワクメール(ワクメ)は、近年人気が急上昇中の出会い系サイトです。累計会員数1100万人(2024年現在)に上ります。
会員のクオリティや「ヤリモク度」はハッピーメールとPCMAXの中間です。
良い出会いがあるという評判ですが、少し業者やポイントゲッターが多いため、2位としました。
◎基本情報 運営会社:株式会社 ワクワクコミュニケーションズ 運営歴:2001年サービス開始 基本料金:女性は無料 男性はポイント制 1pt=10円 (プロフ画像の閲覧:2pt、メールを送る:5pt) |
3位 ハッピーメール(ハピメ)
ハッピーメール(ハピメ)は累計会員数3000万人以上(2024年現在)の日本最大級の出会い系サイトで、出会いのチャンスは非常に多いです✨
恋活・婚活・友達探しなど「何でもあり」のマッチングサービスで、既婚者の出会い探しにも利用されています。
出会い系サイトは既婚者マッチングアプリよりも男性・女性のクオリティが低めですが、独身の若者にも出会えるのがメリットです。特に既婚女性は年下男子にモテるでしょう。
ハッピーメールは、他の出会い系サイトに比べれば良い出会いが期待でき、出会いのチャンスも多いですが、ちょっと大きくなりすぎて審査が緩くなったのか、業者が増えて事件を起こしたので3位としました。以前は文句なしの1位でしたが。。
女性は完全無料、男性は登録が無料で、女性のプロフィールを閲覧したりメッセージを送ったりするためには有料ポイントが必要になります。
◎基本情報 運営会社:株式会社アイベック 運営歴:2000年8月サービス開始 基本料金:女性は無料 男性はポイント制 1pt=10円 (プロフ画像の閲覧:2pt、メールを送る:5pt) |
セカンドパートナー探しにおすすめの既婚者アプリは?
いまセカンドパートナーを探す既婚者が急増中です。有名人がセカンドパートナーの存在を公表したりドラマにも取り上げられたりして、一般にも浸透してきました。
冒頭でも説明しましたが、もう一度セカンドパートナーの定義を紹介しましょう。
◎セカンドパートナーの定義 セカンドパートナーとは、体の関係を結ばない、プラトニックな婚外恋愛です。お互いに恋愛感情をもちつつも、第一のパートナーである相手の配偶者を尊重してプラトニックを保つため、第二のパートナーと呼びます。精神的なつながりを大切にする関係です。 |
ただし、次の調査結果からも分かるように、婚外恋愛経験のある男女の多くが体の関係に発展しており、プラトニックな相手を見つけるのはなかなか難しいのが現実です。
(出典)レゾンデートル株式会社「婚外恋愛に関する実態調査 第4報」(2023年)
セカンドパートナーを探すためには、体の関係よりも心の繫がりを重視する人が多く登録するアプリを利用する必要があります。そんな観点からランキングをご紹介しましょう。
セカンドパートナー探しに最適な既婚者マッチングアプリBEST3
第1位 ヒールメイト(Healmate) ⇒ヒールメイトの公式サイト | 会員数:10万人 年齢層:30代~50代 料金:男性 ¥9,800/月(税込) 女性 無料 サービス開始:2022年6月 真面目で上質な出会い、真剣なお付き合いをコンセプトとする既婚者マッチングアプリです。会員の質の高さには定評があり、最もセカンドパートナーを見つけやすいアプリでしょう。 通話や掲示板、グループチャット、オフ会などの機能が充実しており、会員の交流が活発です。同性の友人づくりもできます。 既婚者マッチングアプリでは初の認定個人情報保護団の認定マーク取得など、安全性も高いです。カスタマーサービスも優れています。 |
第2位 アフタヌーン(Afternoon.) ⇒アフタヌーンの公式サイト | 会員数:8万人 年齢層:40代~60代 料金:男性 ¥9,800/月(税込) 女性 無料 サービス開始:2019年10月 以前は人気・会員数とも2位だった既婚者マッチングアプリの草分け的存在です。 運営が良心的で、会員の質も高めな優良アプリです。落ち着いた出会いを求めたい男女のニーズにマッチします。セカンドパートナーも探せるでしょう。 掲示板があり、会員同士の交流もできます。アフタヌーン発の既婚者サークルなども活動中です。 |
第3位 セパ(Sepa) ⇒セパの公式サイト | 会員数:10万人 年齢層:30代~50代 料金:男性 ¥4,980/月(税込) 女性 無料 サービス開始:2018年2月 日本で最初の既婚者マッチングアプリです。実は「セカンドパートナー」という言葉を作ったのも、このセパ(Sepa)になります。 このような経緯があるので、プラトニックで落ち着いた関係を求める会員が多く登録しています。 歴史が古いため会員数は多いですが、リアルユーザーは少なくなっているのが少々難点です。 |
既婚者向けマッチングアプリで出会うためのポイント
既婚者向けマッチングアプリでお相手と出会うためには、特に重視しなければならないポイントがあります。独身向けのマッチングアプリとは少し傾向が違うのです。
キーワードは「相手に安心感を与えること」。リスクを伴う既婚者同士の出会いですから、相手の人間性が重要な判断材料になるのです。
「容姿に優れている」「年収が高い」「モテそう」だけでは苦戦します。既婚者マッチングアプリは内面重視の世界です。次のポイントに注意しましょう。
❶プロフ写真は信頼感・清潔感が大切
プロフィール写真は、相手に信頼感や清潔感を持たせることを重視します。上品さ、紳士的、明るい印象なども重要なポイントです。過度な若作りや露出、格好つけすぎな写真は好感を持たれません。また家族が一緒に写っている写真、ボカシなしで素顔を晒している写真は、リスク感覚を疑われるため、避けましょう。
❷プロフィール項目を充実させる
身長、体型、血液型、地域、学歴、職業、年収、子どもの有無、生活、趣味、好きなタイプ、希望の関係性、希望の時間帯など、様々なプロフィール項目があります。
出会いの真剣度をあらわしますので、なるべく埋めましょう。既婚者マッチングアプリは内面重視ですから、埋めた方が有利です。
写真の下に表示される「ひと言コメント」も埋めます。「始めてみました」などよりは目的や人柄が分かるコメントが良いでしょう。「長くお付き合いできる方」「たくさん一緒に笑いたい」「何でも話せる方と出会いたいです」「スポーツが大好きです」「車が好きです」などです。
➌自己紹介は丁寧に書く
自己紹介は敬語で丁寧に、200字から400字程度にまとめます。短すぎると真剣度が足りなく見え、長すぎると読まれません。
- 挨拶
- 職業など
- アプリを始めた理由・目的
- どんな関係を希望するか
- どんな相手を希望するか
- 趣味や人となりが分かる情報
この6つの要素を埋め込みます。例文を紹介しましょう。
プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。
IT企業でプログラミングの仕事をしています。
そろそろ人生の折り返し地点を迎え、また誰かを好きになりたいと思い登録しました。
それぞれの家庭を大切にしながら、楽しい時間を共有できる方を見つけたいと思います。
複数の方とではなく、一人の方と心のつながりを大切にして、末長いお付き合いを希望しています。
ジム通いやドライブ、美味しいものを見つけて食べに行くことが好きです。
ご一緒できたら嬉しいです。
自然体でよく笑ってくれる女性がタイプです。
まずは気軽にメッセージ交換ができたら嬉しいです。
必ずお返事しますので、どうぞよろしくお願いします。
はじめまして。このようなアプリを利用するのは初めてで少し緊張しています。専業主婦の2児のママです。
子育てのピークは終わり、少し自分の時間を持てるようになりました。
家庭生活はいろいろありますが、互いに悩みを言い合えたり笑い合ったりできる方を見つけたいと思っています。
元々は家にいるより外に出るのが好きで、野球観戦や美味しいビールをご一緒いただけるとうれしいです。
年齢の近い方で、平日の昼間に会える方を探しています。
慣れずにご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、
どうぞよろしくお願いします。
プロフィールは「自分の希望」「自分の人となり」を相手に伝えるほか、相手に「話のとっかかり」「共通の話題」を与えるものです。趣味などの情報があれば、メッセージを送りやすくなります。
コツやポイントは次の通りです。
- 適度に改行する
- ネガティブな内容を入れない
- 自虐はNG
- 家族や家庭の不満はNG
- 家族に配慮した内容にする
- セックスレスや性的な内容はNG
- 過度な自己アピールは禁物
- 相手に対する過度な要望は慎む
- 上から目線はNG
- プライベートや家族の情報を詮索しない
- 最初から利用目的を聞かない
➍メッセージは誠実&丁寧に
既婚者マッチングアプリでは、マッチング後も最初は丁寧な言葉でやりとりします。最初からタメ口などは厳禁です。徐々に仲良くなりましょう。
適度と思うメッセージの長さや頻度はお相手によって違います。やりとりのなかでお互いにちょうどよいポイントを探っていきましょう。
仕事中や家族がいるところではすぐにお返事できない時があります。また小さなお子さんがいるママは忙しいので、お返事が遅れがちです。お相手への気遣いを忘れずに。返事の催促などはやめましょう。
➎相手の都合や状況を思いやる
メッセージのところでも少し触れましたが、既婚者同士のお付き合いは「思いやり」に尽きます。仕事・家事・育児などで忙しく、家族の用事もあります。家族にバレないようにするためには、いつも通りの日常をこなさなければなりません。
すべての場面で相手の都合や状況を思いやることが、お相手に選ばれ、お付き合いに発展し、長く関係が続くコツです。
➏多様な価値観を理解する
結婚観、家族観、子育てに対する考え方などは人それぞれです。婚外恋愛に関する考え方も人によって大きく違います。自分の考えを押し付けず、多様な価値観を理解することが大切になります。
既婚者向けマッチングアプリでのNG行為
出会うためのポイントでも触れていますが、改めて既婚者向けマッチングアプリでのNG行為をまとめます。こんな行動をすると、メッセージの返事が来なかったりブロックされたり、せっかく会えてもお断りされる可能性が高まりますよ。
①馴れ馴れしい態度
②個人情報を聞く
③卑猥な言葉・エッチな質問
④最初から利用目的を聞く
⑤家族や子どもの話を聞く
⑥配偶者の悪口・愚痴を言う
既婚者向けマッチングアプリ|よくある質問
Q.身バレしない?
身バレのリスクはゼロではありませんが、既婚者専用のマッチングアプリ(既婚者マッチングアプリ)なら独身も利用するアプリと違って、同じ秘密を共有する者どうしなので、比較的安全性は高いです。
それでもプロフィール写真にはボカシを入れたり顔の一部を隠したりし、自己紹介に個人が特定される情報を入れないなど、十分に予防策を取る必要があります。ヒールメイト、既婚者クラブ、アフタヌーンなどでは写真のボカシ機能があります。
また、ヒールメイト、アフタヌーン、カドル(有料)には、自分がアプローチした相手にのみプロフィールを公開する非公開モードがありますので、有効活用するとよいでしょう。
Q.セキュリティや安全性は確か?
既婚者専用のマッチングアプリ(既婚者マッチングアプリ)のうち、大手3社(既婚者クラブ、カドル、ヒールメイト)やアフタヌーン、セパなどは運営体制もしっかりしており、365日24時間監視もしっかり行っているので安全性は高いです。大きなトラブルを聞いたことはありません。
特に認定個人情報保護団体の認証を受けているヒールメイト、Google社のエンジニアが開発したカドルなどは、サイトのセキュリティも強固で、情報流出のリスクも低いです。また、どのアプリも退会後は個人情報の廃棄を約束しています。
ヒールメイトやアフタヌーン、セパなどはルール違反を犯したり通報の多い会員に対しては厳正に処分しているので、会員同士のトラブルという点でも安全性が高いでしょう。
Q.既婚者アプリは違法ですか?
合法です。「出会い系サイト規制法」の規定に基づき、所轄の警察署に「インターネット異性紹介事業届」が義務づけられており、受理されなければサービスを開始できません。
また、マッチングアプリは出会いの仲介を行うもので、その後の会員同士の関係性は個人の責任になります。
Q.既婚者アプリは不倫の温床ですか?
友達づくり、プラトニックな関係であるセカンドパートナー探しなどにも利用されています。また、配偶者が婚外活動を公認している会員(オープンマリッジ)もいるため、必ずしも不倫の温床とはいえません。
結婚観や夫婦関係が多様化するなかで、不倫の定義は難しくなっています。
加えて、不倫が違法かといえば、必ずしもそうではありません。夫婦間の「貞操義務」自体は法律に明記されておらず、民法709条のいう「法律上保護される利益」の侵害により、「精神的な苦痛・損害」を配偶者に与えた場合に、慰謝料請求の対象になるということです。慰謝料が認められるかは、これまでの夫婦関係や社会通念も考慮されます。
Q.既婚者アプリは本当に出会えますか?
既婚者マッチングアプリの利用者は急増しており、2024年2月時点で数十万人が利用しています。連日たくさんのカップルが誕生していて、本当に出会えるアプリです。
いわゆる普通の既婚男女の利用者が多く、巷にいるようなパパやママが多数登録しています。これほど出会いを希望する既婚者が多かったのかと驚くでしょう。
既婚者のマッチングは女性上位の世界ですので、男性は多少努力が必要です。女性は多くの男性からオファーがあります。
Q.既婚者アプリにサクラはいますか?
既婚者マッチングアプリには、サクラはいません。今どきサクラを使っているマッチングアプリや出会い系サイトは非常に少数と思われます。少なくともヒールメイト、既婚者クラブ、カドル、アフタヌーン、セパなどのメジャーな既婚者マッチングアプリにサクラはゼロです。どのアプリも健全な運営をしています。
既婚者も利用できる「既婚者OKアプリ」(出会い系サイト)には、サクラはいませんが、ポイントゲッター(キャッシュバッカー)というサクラもどきの女性がいます。女性は男性とやりとりするとポイントがもらえ、それをキャッシュバックできるからです。
既婚者マッチングアプリにはそのようなシステムはありません。
Q.既婚者アプリに業者はいますか?
大手の既婚者マッチングアプリには、業者はほとんどいません。少なくともヒールメイト、既婚者クラブ、カドル、アフタヌーン、セパなどはゼロに近いです。どのアプリも入会審査を厳格に行っています。
ただし、マッチングアプリや出会い系サイトには連日、大量の業者が潜り込もうとします。各社、目視やAIで不審な入会希望者を排除していますが、巧妙に紛れ込むケースもあるのは事実です。大抵の場合は、メッセージが不審などといった会員の通報により排除されます。
既婚者も利用できる「既婚者OKアプリ」(出会い系サイト)の場合、既婚者マッチングアプリよりも会員数が膨大で処理が行き届かないことも多いです。業者は付き物と考えて自己防衛してください。
Q.既婚者アプリの男性と女性の比率を教えてください
男性6:女性4くらいの割合が一般的です。ヒールメイトは男女の差が小さく、ほぼ5対5で推移しています。
Q.既婚者アプリにヤリモクはいますか?
既婚者も利用できる「既婚者OKアプリ」(出会い系サイト)の男性はほぼヤリモクと考えて良いでしょう。
既婚者専用の既婚者マッチングアプリの場合は、アプリによってヤリモク男性の多さに差があります。セカンドパートナー探しに最適なアプリランキングで取り上げた、ヒールメイト、アフタヌーン、セパはヤリモクが比較的少ないです。一方、既婚者クラブ、カドルは比較的多くなります。
Q.既婚者合コンとは何ですか?
既婚者合コン(既婚者サークル)は、東京・大阪・名古屋やその他の大都市部で盛んに開かれていて、近ごろ人気です。
たとえば、既婚者サークル Brilliant(ブリリアント)、既婚者サークル Mimosa(ミモザ)東京、既婚者合コン キコンパなどが代表的でしょう。
20人~40人くらいが集まり、貸し切りレストランなどで会食するスタイルが多いです。
男女同数の10人くらいで1つのテーブルを囲み、30分程度歓談して時間が来ると男性がテーブルを移るというスタイルが一般的です。
連絡先交換は自由、ひとり参加もかなりいます。
既婚者マッチングアプリのカドルは、e-venz(イベンツ)の既婚者合コンと連係しています。また、ヒールメイトは会員が自分で既婚者合コンを開催できるイベント機能があります。
Q.既婚者限定マッチングアプリと既婚者専用マッチングアプリの違いは?
どちらも同じものです。
既婚者専用のマッチングアプリはまだ名前が定まってなく、「既婚者マッチングアプリ」「既婚者アプリ」などと呼ばれるほか、「既婚者限定マッチングアプリ」「既婚者専用マッチングアプリ」などとも呼ばれています。
まとめ|既婚者向けマッチングアプリで素敵な出会いを
いかがでしたか? 既婚者でもたくさんの出会いを探せることが分かったでしょうか。
特に既婚者専用の「既婚者マッチングアプリ」の利用者は急増し、婚外恋愛やセカンドパートナーも流行しています。夫婦関係の束縛から離れて多様なパートナーシップを志向する人が増えているのです。
従来の暗いイメージがつきまとう不倫関係ではなく、お互いの家庭を尊重し、お互いに高め合ったり癒し合ったりする前向きな関係性が生まれています。
異性の友達だって、セカンドパートナーといえるでしょう。
「トキメキたい」「ドキドキしたい」
「一緒にお出かけしたい」「デートをしたい」
「もう一度、恋愛がしたい」「青春を取り戻したい」
「誰かに大切に思われたい」「誰かを大切に思いたい」
「心の繫がる相手が欲しい」「何でも話し合える相手が欲しい」
こんなふうに思う既婚者の皆さん、ぜひ既婚者マッチングアプリで出会いを探してみませんか?
Ⓒおとなセレクト編集部
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