ワインの基礎知識|最低限これだけは!その1

◆「大人」なら知ってて当然の基本のキ
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大人のためのセレクトメディア「おとなセレクト」の「これだけ覚えれば大丈夫」シリーズ第一弾は、ワインの話です🍷
ワインって大人ですよね。大人なら最低限は知っておきたいもの。
けれど、たくさんの知識を覚える必要はありません。どうせ知っていても使いませんし、たくさん覚えようとして知ったかぶりをするとかえって恥をかきます苦笑
ワインは最低限これだけ覚えれば大丈夫!という基礎知識をまとめた記事を全4回の連載でお届けします。
今回は「ワインの種類」「ブドウ品種」「ワインの温度」の最低限です!
ワインの種類
◎赤ワイン:黒ブドウを使う。ブドウの実をつぶし、発酵させてから皮ごと絞る。
◎白ワイン:白ブドウを使う。ブドウの実をつぶし、絞って果汁だけを発酵させる。
◎ロゼ:バラ色・ピンク色をしたワインで黒ブドウを使う。
⇒赤ワインと同じ方法で作ったり白ワインと同じ方法で作ったりと、製法は様々。
代表的なブドウ品種
ブドウ品種はたくさんあって、とても覚えられません。
でも大人なら少しは知っておきたいですよね。そんなあなたに必須の最低限を紹介します。これだけ覚えていれば大丈夫!
なお、スペイン、オーストラリア、チリなどの地域限定の品種は無視します。基本の基本のみを紹介!
◎主に赤ワインに使う黒ブドウ

「カベルネ」「メルロー」「ピノ・ノワール(写真)」だけ覚えておけば大丈夫です!
特に「ピノ・ノワール」は好きな女子が多いので、大人男子は覚えておきましょう。
なお、前述の通り黒ブドウで白ワインを作ることもあるため、ピノ・ノワールの白ワインが出てきてもうろたえないこと。
カベルネ | フランス・ボルドー地方を代表する赤ワイン用ブドウ品種の一つ 深みのある色合いと、強めのタンニン(渋み)が特徴 重厚で飲みごたえのある カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランがあるが「カベルネ」と言っておけば大丈夫。前者が代表的。 |
メルロー | フランス・ボルドー地方を代表する赤ワイン用ブドウ品種の一つ 深みのある色合いと、きめ細やかなタンニン(渋み)が特徴 まろやかで口当たりの良い |
ピノ・ノワール | フランス・ブルゴーニュ地方を代表する赤ワイン用ブドウ品種 透明感のあるルビー色で比較的タンニン(渋み)が少ない なめらかな味わい |
◎おすすめの赤ワイン
カベルネ、ピノ・ノワールを使ったおすすめの赤ワインを紹介します。
この記事では基本的に1,500円~5,000円くらいの価格帯でコスパのよいものをピックアップしますね。
ドメーヌ・リステル社 リステル カベルネ・ソーヴィニヨン | ルイ・ラトゥール社 ブルゴーニュ・ピノ・ノワール |
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750mL 赤ワイン 産地:フランス・モンペリエ地方 品種:カベルネ 価格帯:1,800円前後 味:フルボディ ドメーヌ・リステル社は1883年創業。南仏モンペリエ近郊の地中海沿岸に広大なぶどう園を所有し、ぶどう栽培からワイン作りまでをトータルに行っています。減農薬栽培による自然派のワインが特徴。低価格のデイリーワインですが、フルーティで深みのある味わい。赤身のステーキや焼き肉などと相性が抜群。お家でのディナー、友人宅での気軽な会食などのお供にぴったりです。 ⇒詳しくはこちら | 750mL 赤ワイン 産地:フランス・ブルゴーニュ地方 品種:ピノ・ノワール 価格帯:3,000円前後 味:ミディアム ルイ・ラトゥール社は1797年創業でブルゴーニュを代表するワイナリー。家族経営による伝統的な手法により200年以上も世界中で愛されるワインを作り続けています。このブルゴーニュ・ピノ・ノワールはブルゴーニュワインの秀作との評判も。フレッシュな味わいに程よい酸味があり、豚肉料理や軽めの洋食に合います。中級ワインですが、大切なディナー、ちょっとした手土産にぴったりでコスパ最高です。 ⇒詳しくはこちら |
◎白ワインに使う白ブドウ

「シャルドネ(写真)」「ソーヴィニヨン・ブラン」「リースリング」だけ覚えておけばOK。ソーヴィニヨン・ブランは覚えにくいですが、「ソーヴィニヨン」という名前が付く品種は他にもあるため、フルで覚える必要があります。10回唱えましょう。リースリングは、ドイツワインの代表的な品種になります。
シャルドネ | フランス・ブルゴーニュ地方原産で、白ワインと言えばシャルドネと言われるほど代表的な白ワイン用ブドウ品種 世界中で栽培されていて産地や気候の違いで様々な味わいがあり、涼しい地方だと酸味が強く、暖かい地方だと甘味が強くなる 酸味とコクのバランスが取れて主張が強くない 香りはリンゴや柑橘系の果物にたとえられる シャンパンの原料としても有名 |
ソーヴィニヨン・ブラン | フランス・ ボルドー地方やロワール地方で栽培されている白ワイン用ブドウ品種。 さっぱりとした爽やかでフルーティーな味わいが特徴 軽やかなワインが一般的 香りは華やかで、青草を思わせるグリーン系の香り、グレープフルーツの香りのほか、少しスパイシーな香りも感じられる |
リースリング | ドイツを代表する白ワイン用ブドウ品種 しっかりとした酸味と花のような上品な香りが特徴 ドイツワインは甘いという印象をもたれるが、辛口のワインも多い |
◎おすすめの白ワイン
シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランを使ったおすすめの白ワインを紹介します。同様に1,500円~5,000円くらいの価格帯でコスパのよいものをピックアップしますね。
ラブレ・ロワ社 シャルドネ・ヴァン・ド・フランス | ドメーヌ・デュ・タリケ社 タリケ・ソーヴィニヨン |
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750mL 白ワイン 産地:フランス・ブルゴーニュ地方 品種:ピノ・ノワール 価格帯:1,500円前後 味:辛口 ラブレ・ロワ社は1832年創業。現在ではフランスワインの一大産地ブルゴーニュ地方でも屈指の規模と高品質を兼ね備えたワイナリーになりました。品質チェックの厳しい航空会社や豪華客船に採用された実績もあります。低価格のデイリーワインですが、本格的なピノ・ノワールを楽しめます。ライムのような爽やかさと切れ味を持つ口当たりのよいワインです。お鮨やお刺身などの魚料理との相性がばっちり。自宅や友人宅での気軽な会食などに最適です。 ⇒詳しくはこちら | 750mL 白ワイン 産地:フランス・ガスコーニュ地方 品種:ソーヴィニヨン・ブラン 価格帯:2,000円前後 味:辛口 ドメーヌ・デュ・タリケ社は1912年創業の家族経営ワイナリー。元々はアルマニャック(コニャックと並ぶブランデー銘柄)の生産者でしたが、1982年に白ワインの製造に乗り出し、現在は新興ワイン産地として注目されるガスコーニュ地方の「革命児」と呼ばれています。2014年には「最高の独立系蒸留所」にも選出。繊細かつフレッシュな味わいで、新鮮な魚介料理や生牡蠣にぴったり。お手軽なデイリーワインですが、ちょっとした手土産にも使えます。 ⇒詳しくはこちら |
ワインの温度
ワインの種類によって適温が違います。こちらも覚えておきましょう。
・赤ワイン:「常温で」と言われますが10~20℃が適温。気温が高ければ冷やしてOK
・白ワイン:基本的に冷やして飲みます。
・ロゼワイン:基本的に冷やして飲みます。
・スパークリングワイン・シャンパン:泡立ちやキレをよくするため、冷やします。
ワインクーラーなどもありますが冷蔵庫で十分です(特に赤ワイン以外)。細かいことは言いっこなしで、ワインを楽しみましょう!
素敵な大人ライフを送りましょう✨


次回は「ワインの味の表現」「料理との相性」についての「これだけ覚えれば大丈夫!」を紹介します。お楽しみに。