ロマンス詐欺とは?多いって本当?特徴や注意点を実例で解説

マッチングアプリやSNSが普及し、新たな出会いの場が増えた一方で「ロマンス詐欺」と呼ばれる詐欺行為が急増しています。
2024年1月から9月だけでも約271億円もの被害額が報告され、多くの方が金銭トラブルに巻き込まれています。
この記事では、恋愛感情を巧みに利用してお金をだまし取る「ロマンス詐欺」の概要や手口、注意点、そして実例について詳しく解説します。
合意のある健全なパパ活を楽しみながら、トラブルを避けるために挑戦したい方も必見の内容です。
最後には安心して利用できるマッチングアプリをまとめたランキングもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ロマンス詐欺の概要と特徴
ここでは、まず「ロマンス詐欺」とはどのようなものか、その概要や特徴について確認していきましょう。
ロマンス詐欺とは
ロマンス詐欺とは、SNSやマッチングアプリで出会った相手に恋愛感情を抱かせ、信頼関係が生まれた段階で投資や資金援助などをお願いし、金銭をだまし取る詐欺行為です。
詐欺師は好意をもった異性になりすまして近づき、やり取りを重ねるうちに被害者は自分が詐欺にあっているとは気づきにくい状況に陥ります。
特に「医師」「地主」「資産家の娘」など、社会的に信用されやすい肩書きを利用する手口が多いとされています。
よくある特徴と見分け方
ロマンス詐欺を見分けるには、以下のような特徴を把握しておくことが大切です。
- SNSやマッチングアプリで異常なほど好意を示してくる
- プロフィール写真が不自然なほど美男美女
- 海外在住や遠方を理由に直接会おうとしない
- 投資や送金を迫るなど、お金の話が唐突に出てくる
- 日本語がおかしい、もしくは翻訳ツールを使った表現が多い
ロマンス詐欺の主な手口
次に、ロマンス詐欺師がよく使う具体的な手口を知っておくことで、被害を未然に防ぐことができます。
投資話を持ちかけるタイプ
ターゲットとなった人に「二人の将来のため」「これなら必ず増える」などと投資の勧誘を行い、FXや仮想通貨などへの出資を促します。
実際には出金できない偽サイトを紹介されることが多く、追加入金を重ねていくうちに気づいたときには莫大な損失を被っているケースがあります。
詐欺師は甘い言葉で親近感や信頼を深めるため、「この人なら絶対に嘘をつかない」という心理状態に陥りやすいのが怖いところです。
同情や親切心を利用するタイプ
「病気の家族を救うため」「病気にかかってしまって治療費が必要」「生活費に困っている」など、自分に不幸が起きたと偽り、資金援助を繰り返し依頼してきます。
被害者は「本当に困っているなら助けなければ」という同情心を利用されるため、自分から進んで送金してしまうことも珍しくありません。
もし会ったことのない相手が何度もお金を求めてくる場合は疑うようにしましょう。
送金手数料や関税を肩代わりさせるタイプ
「貴重品を送るから受け取ってほしい」と言い、税金や関税の名目で振込を強要する手法です。
特にお金持ちであることを装い、「多額の資産があるから少し費用を立て替えてもらえれば返せる」と言うケースも多いです。
詐欺師は堂々とした態度を取り、「返ってくるなら大丈夫」と被害者が勘違いしやすい言葉を選んで話を持ちかけます。
被害にあいやすい人の特徴と注意点
ロマンス詐欺は、誰もが被害者になる可能性があります。
ここでは、狙われやすい人の特徴と注意点を押さえ、多額のお金や個人情報を奪われないための対策を見ていきましょう。
好意に弱く、すぐ個人情報を教えてしまう
「こんな素敵な人が関心を持ってくれるのは初めて」と感じたときは要注意。
相手がやたらとプライベートに踏み込んでくるときは、個人情報の開示を慎重に検討しましょう。また、すぐにLINEや電話番号を交換したがる相手にも警戒が必要です。
規約違反の行為や反社会的な提案に乗せられる
マッチングアプリには多くの場合、規約でビジネス勧誘や外部サービスへ誘導する行為を禁止しています。
「お金を一緒に稼ぎましょう」「外部サイトで詳しく話したい」などの誘いには十分に注意し、怪しいと感じたらやり取りを断ちましょう。
お誘いの内容が違法性をはらんでいる場合は、トラブルに発展する危険が高いです。
実例から見るロマンス詐欺の恐ろしさ
被害額の大きさや詐欺師の巧妙な手口が広く報道されるようになり、ロマンス詐欺の深刻さはますます顕著になっています。
ここでは実際に起きた被害例を簡単にご紹介します。
高額被害の実例
高岡の男性が1250万円余を失った事件では、日系アメリカ人を装った詐欺師から投資を持ちかけられ、何度も送金を要求されました。当初は「将来の二人のため」と言われていたものが、気づけば巨額の消失につながったのです。
59歳の女性が1500万円をだまし取られたケースも報じられました。詐欺師は外国の軍人と偽り、現地でお金が必要という理由を次々と作り出しました。
結婚詐欺との関連
ロマンス詐欺は、昔からある「結婚詐欺」のオンライン版ともいえます。
相手に結婚や将来を具体的に示唆しながら感情を深め、お金を引き出すという点で共通しています。
被害者は「まさか自分が…」という心理で、周りに相談することが遅れるのが事態を悪化させる大きな要因です。
パパ活とロマンス詐欺の関係
パパ活とは、若い女性が裕福な男性(パパ)から金銭的支援や贈り物を受け取りながら交際や時間を過ごす活動のことです。
パパ活女子が安全に活動を続けるためにも、同じくマッチングアプリなどのオンラインツールを使う際はロマンス詐欺対策が重要になります。
合意のある健全なパパ活のために
ロマンス詐欺は恋愛感情を利用する点で、パパ活界隈にも決して無縁ではありません。
大人の関係(性的な接触)を求められる場面や、お手当(金銭的支援)を受け取るケースもあるため、相手をしっかりと見極める姿勢が求められます。
もし相手が職業や収入を疑うほど豪華に見せている場合は、その裏に詐欺目的が潜んでいないか警戒しましょう。
安心して出会える!おすすめのマッチングアプリランキング
最後に、ロマンス詐欺の被害をできる限り避けながら、新しい出会いを楽しめるマッチングアプリをご紹介します。
いずれも知名度が高く、本人確認や運営による監視体制がしっかりしているのが特徴です。
アプリ名 | 公式TOP | 特徴 | 利用者層 |
---|---|---|---|
ラブアン | ![]() | ハイクラス男性が多い、初心者でも始めやすい、動画プロフィール機能 | 男性: 40〜60歳, 女性: 20代〜30代 |
ペイターズ | ![]() | 利用者が多い、お手当相場が高め | 男性: 30代〜40代, 女性: 20代が中心 |
シュガーダディ | ![]() | 高収入の男性が多い、エリート層向け | 男性: 40〜60歳, 女性: 20代〜30代 |
おすすめのパパ活アプリについてもっと詳しく知りたい方は、以下のページをチェックしてみてくださいね!

まとめ
ロマンス詐欺は、マッチングアプリやSNSでの出会いを悪用した巧妙な詐欺行為だといえます。
実例でも被害金額が大きく、気づかないうちに深みにハマってしまう恐ろしさがあります。
- プロフィールや写真が良すぎる場合は疑ってかかる
- 投資やお金の話が出たら一旦慎重に検討する
- 不安を感じたら周りの人や公的機関に相談する
- パパ活をする場合も相手の信用度を見極めることが重要
ロマンス詐欺にあわないよう注意しながら、マッチングアプリを上手に活用して素敵な出会いを楽しんでください。


